咲夢さん、こんばんは。
お外は暑いですから、涼しいところでゆっくりとしてくださいね。
【回想編&ナカイチ編(まねっこです(笑))】
指で開閉しながら、たまに指の腹で敏感な花芯を撫でるように、
『あそこじゃなくて、名前前に教えたでしょ、ここの名前も前に教えたよね、なんだっけ(笑)』
鏡に写る咲夢の顔は、真っ赤になりどこか恨めしそうになっているが、
『今咲夢の背中に当たってる物、後で洗ってくれるんだよね、物の名前とどうやって洗ってくれるかも教えてよ。』
甘い声を発し続けながら咲夢は……
<しかし耳からの刺激ってのが、これだけそそられるとは…>
無意識のうちに、ズボンの中へ手を突っ込み、硬くなった自身の肉棒を握りしめるナカイチ。
<あぁ咲夢ちゃん……俺は君のこと考えてるあいだだけは、悪餓鬼どもの事頭から追い払えるんだ。>
【本編です】
着替えを済ますと、キッチンへ行き咲夢と並び料理を始める。
『ムニエルの下処理はやるから、オムレツ焼いちゃってくれる。火には気をつけてね。』
鱸をトレーに並べて塩・コショーを降り小麦粉を付けていく。
『洗い物増やすのもあれだからオムレツ焼いたフライパンで鱸も焼いちゃお(笑)。終わったらフライパン貸して。』
そうこうしているうちに料理も出来上がり、いただきますをしてから食べ始める。
話題はどうしても、城井茉依・浜田奏楽・中嶋恭恵の件に。
『担当者と話した限りだと、そんなに重そうな怪我でもなさそうな感じだったけど……城井さん仕事で笑った表情出せるかな?暗い表情だと、いいCMにならないからなぁ……中嶋さんについてなんだけど、これ以上つき纏われて、咲夢が怪我するのも嫌だから、〇〇社の支社か支店に異動って無理ですかって言っておいたけど、向こうの会社の事だから、どうなることやら……何も無いとは思うけど、大学やバイトの時は取り敢えず俺が送から、安心して。』
【取引会社編】
課長に言われ、しかたなく愚図愚図と私物の整理を始める中嶋恭恵。
<(くそっ、なんだって私が謹慎なのよ。それもこれもあの咲夢って娘が、山神さんの婚約者に納まったせいだわ。)>
隣の席の社員が、中嶋恭恵の表情を見て
<(やばっ……中嶋さん目が据わっちゃってるよ。これ以上何かやったら…)中嶋さん気を落とさないで……>
恐る恐る中嶋恭恵に声をかけると、
<ふん、あなたに何が……>
分かるって言うの、という言葉を飲み込む理性はまだ残ってた中嶋、
<うん、ありがとう、大丈夫。。>
と言い直し、手に持っていたボールペンを、社員に差し出す。
<これ、あなたにあげる。>
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