将さん、こんにちは。
以前お話した悩みでメンタル崩壊中で中々返せずすみません。
またレス出来なくなるかと思いますがお付き合いいただければと思ってます。
【本編です。】
ラーメンを食べ終え、シャーベットを食べ終わりそろそろタクシーが到着しようとしている時、彩葉が〈咲夢、もう帰っちゃうの?まだいいじゃない?〉と言う。
「今夜はそろそろいい時間ですし…、彩葉さん、学園の方もアルバイトの方も落ち着いてきましたので後日、デートしましょ?」
パンッと手をたたき喜ぶと〈本当よ、約束、絶対よ!〉と咲夢にハグをし将を見ながら頭を撫でる。
〈ふふんっ、山神さんはこうして人前で咲夢に抱きつけないわよねー。〉と機嫌になる彩葉と見送りに来た伯父が呆れたように彩葉を見て目で将に謝っている。
心の声が聞こえたなら〈彩葉がすまない、咲夢ちゃんのことになると子どものように手がつけられない。〉と。
〈そうですね、彩葉さんの特権でしょうね。〉
〈義姉さん、私もそう思うよ。〉
彩葉の言葉に同意をし機嫌を直させようとする父さまとママさま。
「彩葉さんにこうして可愛がって頂いて咲夢は幸せ者です。」
〈そうよ、そうよね!咲夢が小さい時のこと山神さん、知らないものね!〉とまたまた自慢気に。
〈タクシー、到着しました。〉と仲居さんが知らせに来、二手に別れタクシーへ。
「将さん、お疲れ様でした…、彩葉さんが困らせてしまってすみません。
母さまのこともあるかと思うのですが……、実は彩葉さん、女将を辞めて咲夢を育てようとしたそうです。
伯父さまもそれでいいと言ってくれたのですが運が悪いことに廣末亭を仕切っていた大女将、伯父さまのお母さまですね。
お怪我をされて長い休養を取らなくてはならなくなって仕方なしに断念したそうです。
その事を申し訳なく思っているみたいで……、従兄たちもそうなんです。」
と今まで話していなかった一条家の話をする咲夢。
「……この間よりお酔いになっていませんよね?大丈夫ですか?」
程なくしマンションに到着すると支払いを済ませ自宅へと入っていくとそこへ丁度、巡回中の渡利さんと出くわす。
「渡利さん、こんばんは、いつもありがとうございます。」
〈労りの言葉、ありがとうございます。
あっ、山神さん、少しよろしいですか?〉と渡利さんが将を連れ咲夢から少し離れ声を潜める。
〈ご主人にはご報告をと思いまして奥さま方にはお耳に入れ難いのですが……。〉
マンションに入っているコンビニのアルバイト店員が荷物を出した際、住人の個人情報を入手悪用し問題になったと……。
〈後日、コンビニ本社より各家庭に謝罪をとのことなのですが明日、日程などの文章が配布されることとなっております。
丁度、山神さんにお会いしたので直接お耳にと…、お綺麗な奥さまがいらっしゃるとご心配でしょうし……。
管理会社の方もコンビニへ、抗議文と苦情を言ったところ人件費などコンビニ持ちで暫くの間、管理警備員の二人体制でさせてもらうこととなりました。
警備の方は〇〇警備会社からとなり制服警備員が巡回致します。〉
安全安心なマンションですね〜(・∀・)
また勝手に登場人物増やしてしまいました。笑
すぐ居なくなりますが…。
※元投稿はこちら >>