咲夢さん、こんばんは。
今日はまた寒い…ブルブル
雨は嫌ですよね。。と言っても、もう一月二月すれば雨の季節です。(驚かしてどうする。)
折角暖かくなってきたと言うのに、季節の移り変わりは早いものです。
本編です。
咲夢とハグを終えた母が、将の目を見て微笑み両手を広げる。
<ほら早くなさい、将(笑)>
『恥ずかしいなぁ、もぉ…』
そう言いながらも、軽く母とハグを交わす将。
『はい終わり終わり…(若干の赤面)』
<何言ってるの、まだよ……あんたとこうするのも久しぶりでしょ(笑)>
『いいだろ、もう……』
隣を見ると、咲夢と啓輔がハグを解いたところ。
啓輔はというと、これも若干赤面しながら、ハグを解かれたことにか残念そうに歩き出すが、愛娘の咲夢は将の横がさも定位置であるように。
<(将君の横に…咲夢の小さい頃は肩車もして…)>
車に乗り込み、将に啓輔が寄り道を頼んでから、涼香が急に手を添えてくる。
驚いて涼香の方を見る啓輔。
涼香は頭を小さく振って、さも<大丈夫、私が産んだ子供を信じてください。>とでも言うように、優しく微笑んでいる。
啓輔は、添えられた手を優しく握り返すだけだったが、涼香は安心したように。
車が、以前寄った【Petit Champ de Fleurs(プテイ ション ド フルール)】の横を通り過ぎ、港を見下ろせる駐車場に滑り込む。
啓輔は店を横目で見ながら
<咲夢、お腹空いただろ、帰りにそこ寄って、何か食べていこう。>と。
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