将さん、おはようございます(*´∀`*)
今日は幾分か調子がいいようです。
【本編です。】
「茉生さん、本当に程々になさらないと卒業生の方々から注意されてしまいます。
……前にもお話しましたが正心女学園は幼稚舎からの学園なので他校より身内意識が高いんですよ。
将さんのお仕事でレセプションパーティーに出席させていただいた時、卒業生の方がご主人といらっしゃっていたそうで
中嶋さんとのやり取りを見ていらしたらしく……、将さんの婚約者が咲夢だと知られてしまったようで……。
その時、中嶋さんとの会社に苦情をご主人を通して抗議なさったそうです……。
身だしなみ、学園でも直してきたのですが気になってしまって……。
だってママさまに将さんに相応しい大人な女性だと思ってもらいたいんですもの。」
ママさまに認めてもらいたい、大人だと思われたい、そんな思いで何度も身だしなみを整えている。
「茉生さんのお父さまが会社経営されてることは他の方から聞きましたが、咲夢は茉生さんから直接聞いたわけではないのでわかりません。
そろそろ空港に着きますか?」
【リクエストにお答えして。笑
両親、着陸から空港編です。】
〈啓輔さん、そろそろ椅子を直してください。〉
〈ああ、……なあ、涼香、和夏の所に行っても大丈夫か?〉
〈今更、何を言ってるんですか、全くそんな事気にしなくてもいいのに……。
和夏さんの……、咲夢の母さまの所に行ってから彩葉さんの所に顔を出しましょうよ。〉
〈祖、そうだな、手続き終わったら連絡入れてみるよ。〉
〈はい、お願いします。〉
飛行機は着陸態勢を取り滑走路に入って行く。
【奏楽、思い込み編です。】
〈(建築会社って悪徳会社があるもんな!親父たち騙されてないか?)〉
周りの人達にそれとなく聞きまくる奏楽だからみんなから一笑されてしまう。
〈オイオイ、奏楽坊、思い込みで暴走するなよ?〉
〈そうそう、奏楽の思い込みグセ激しいのよねー。〉
〈オヤジさんたちに迷惑かけんなよ!〉
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