将さん、おはようございます。
早咲きの◯海桜と言う品種があるようでそれを見てみたいです。
が、咲夢たちの旅行ではもう散ってしまってますね。笑
高級温泉旅館にいよいよ出発ですね。
【本編です。】
「(将さんの大きく硬くなりました……、このままお口ででしょうか?それとも……。)」
そう考察していた時、着信音が鳴る。
不満気にそこから離れお布団から出ると相手は義母で…。
若干、眉が下がり残念そうな顔……、でもやはり連絡は嬉しいようで。
「ママさま、おはようございます。
帰国の予定覚えていますし楽しみにしています、将さんも……、もちろん覚えていました。
お帰りになられたらお楽しみが待ってますよ。」
帰国予定を聞き、将が咲夢の当てた鬮の旅館の追加予約とお願いをしてくれていた。
“お願い”
本来なら交換するのは違反だが海外からの一時帰国と言う事で特別に部屋の入れ替えをしてくれ、
同部屋食、同食事OK+ワングレード落ちるものの個室食、露天付の部屋を用意してくれていた。
「最近は毎回ではありませんが交代で朝食を……、あっ、あまり長電話はいけませんね。
その前にママさま、咲夢、将さんに愛想つかすことはありませんよ。」
クスクスっと笑ったあと呆れたように義母が呟く。
〈本当に恋は盲目ね、将はどうやって咲夢を手なづけたのかしら?〉
まだ話したげの義母だったが父に呼ばれたのか〈今、行きますから。〉と話し、将に二言三言お小言?をしてから電話を切る。
顔を見合わせ相変わらずの義母だと笑い合う。
そして………?
【蘭子&鈴子編です。】
〈りんちゃん、りん、起きなさいな。〉
〈………〉ベッドはもぬけの殻で。
〈あら、林さんが来てると言うのにヤマトの所に行ったのね。
これじゃ、林さんに愛想付かされるかも知れないわね。〉
~1時間後~
〈ただいま~、お母さま、正憲さん、起きた?〉
〈ただいまの後が林さんの事?
お父さまが悲しむわよ、まだ眠っていらっしゃるわ。
あれだけ飲まされたらねぇ……。〉
〈お父さまも正憲さんにあんなに飲ませてご自分も飲んで、ってお父さまは?〉
〈起きて書斎に居るわ、りん、大悟さんを呼んできてもらえる?〉
〈はぁーい、正憲さんはお母さまが起こしに行くのね。〉
〈そうよ、じゃないとお父さまが拗ねちゃうから。〉
ふふふっと笑いそれぞれ呼びに行き朝食を。
【番外編??笑】
OB・OGの方々が鈴子と咲夢が週刊誌に載ってしまった事で連絡を取り合い、とある人物の自宅に集まっていた。
〈橘さんは不可避だったとしても野乃崎さんまでは……。〉
〈えぇ、咲夢さん、婚約なさったと聞きましたが……。〉
〈えぇ、そう聞きました、あくまで噂ですが野乃崎氏の再婚相手のご子息だそうです。〉
〈其所はどうなの?宮園さん。〉
〈は、はい……、や、山神将と仰るクリエーターだそうです。〉
〈……山神?山神……、あー、私(わたくし)お会いしてご挨拶したわ。
婚約者連れと言っていたけど咲夢さんだったのね。〉
〈どの様な方でしたか?〉
〈そうね、洗練された遊び慣れた大人の男性でしょうかね。〉
〈まあ!それでは野乃崎さんは……。〉
〈最後までお聞きなさいな、過去のお話よ。
その日、ウエイターの手違いで咲夢さん、アルコールを口にしてしまったようなのよ。
話の途中でしたのに直ぐ様駆けつけて王女を護る騎士(ナイト)のようでしたよ。〉
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