将さん、こんにちは。本当に寒いです。
この天気、咲夢に嫌がらせをしたいのでしょうか?怒
【本編です。】
「就職先として芸能事務所がなかったわけではありませんがそれはあくまでも卒業後のお話です。
シンガーソングライターのSAYさんは卒業後に事務所に所属して全国区の有名な方ですが……。
俳優の吉田りえ子さん最終学歴、〇〇大学なのです……。
正心高等科卒業後、大学に入園したのですがその経歴は消されてしまってるらしいです。
咲夢、思うんです。
多様性の昨今色々なことを受け入れていかなくてはならないと思うんです。
……大学、前年度より……、10年前より在学人数が減ってると教えていただきました。」
マンションまでの坂道…、少し陽が沈みオレンジ色の空がふたりの影をアスファルトに映す。
「!!……結婚、あの…、嬉しいです……。
あのあの…、咲夢……、いい季節の時、ガーデンウェディングを……。
ごめんなさい、勝手ですよね……。
(凄く小声)将さん似の可愛い子どもがほしいですが……就職してすぐとなると……、就職先の方にご迷惑が……。
(頭を振り)卒業後、すぐに山神になりたいです……。(赤面)」
うつむき坂道を歩き坂道を歩きながら。
「し、新婚旅行と……、こ、こ、(深呼吸をして)婚約のときの旅行と全く違うと思うんです。
父さまとママさまのお暮らしになっている国にも行ってみたいです。
機会があれば沢山、旅行にしたいです。」
【林&鈴子編です。】
〈お忙しいようだから体にも気をつけてほしいよ。
…早く橘先生に認めてもらえるよう努力しないとだよな。〉
〈えっ?正憲さん、お父さまに認めてもらわなくてもいいじゃないですか!
いざとなれば私が正憲さんのお家に駆け込めばいいんですし。笑〉
〈すず!〉
林の唇が憤りから震えている。
【茉生&奏楽編です。】
〈(奏楽っちって意外と男らしいんだな。
今までならサンキュー、ラッキーってあーしに出させる奴らばかりだったよ。)〉
〈マイマイ、どうかしたか?(ニカッ!)〉
〈なんでもねーし!!(顔が真っ赤)〉
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