咲夢さん、こんばんは。
擽られるのには弱いですね。敏感なんでしょうか…
男がこんなこと言っても、何言ってんだこいつですが。
今日はサッカーやってますが、ご近所さんうるさいんでしょうか?
本編です。
駅に向かって歩いていると、前からくるスーツを着こなしたサラリーマンらしき男が目を見開く。
『(こいつも咲夢の美貌にやられちまったか(笑))』
そう思いながら、咲夢と一緒に男とすれ違うと、咲夢に男が声をかけてくる。
<すいませんちょっとよろしいですか。>
どう答えようか困っている咲夢に代わり
『なんでしょうか?』
<私こういうものですが、お連れの方モデルとかタレントにご興味ないかと思いまして。>
咲夢と将それぞれに名刺を手渡す男。
『〇〇プロダクションのスカウトさんですか…連れはそう言ったことに興味ないと思いますけど…』
咲夢を見る将。
『どう?咲夢、興味ある?』
咲夢に言いながらも男に向き直り
『本人も直ぐには決められないと思いますので、名刺だけ頂戴しておきます。』
そう、男から離れる二人。
【茉生&奏楽編】
<マイマイ、どうする?やった方がいいだろうし、マイマイならできるって!>
<そうかな…そうだよな。今夜親父に話してみる。castleブランドの専属モデルの仕事、さっきの〇〇さんに逆に持って行けば…(笑)>
話しながらも、castleブランドの服を見ていた奏楽。
<本当に俺に似合うかな?>
<その特攻服より絶対に会うって…>
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