将さん、楽しかったです♪
【本編です。】
「そうなんです、初めてです。」
呑水が目の前にくると
咲夢を見る鈴子の様子が…、スネている様な羨んでるような…、それに気づき将にアイコンタクトを送る。
気づいてくれるだろうかと思いながら。
「将さん、ありがとうございます。
ポン酢で頂くんですね、将さんも一緒に……。」
将が鍋の中にお肉をくぐらせ色が変わる頃。
「ポン酢はママさま、焼き魚にも使ってましたが手作りなんですよ。」
〈咲夢のママさまって本当に料理上手なのね、将来のお姑さまにもなるのね。
大変ね、咲夢、山神さんも舌が肥えてるんじゃないですか?(クスクスと笑う。)〉
「……あっ、ママさまがお姑さまに…。(頬が赤くなる。)
将さん、ママさまと呼んだらいけなくなるのでしょうか?
お肉が冷める前に頂きます。」
と将と同時くらいに口に運び…。
「この食べ方だとお肉本来の味がわかるのですね。」
〈美味しいお肉、味わわないとね。
咲夢、水菜もシャキシャキしていて美味しいわよ。〉
「えぇ、千切りになっているお葱も食感が楽しいです。」
そんな話をしながら林が海鮮へと手を伸ばす。
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