将さん、こんばんは。
遅くなってしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。
もうどうにかヤツを仕留めて頂けないでしょうか?笑
解決したのに毎日毎日、来院され一方的に文句を押し付けていきます。
咲夢が最初に対応したのならまだ納得出来ますが対応した人が表に居ないのに……。
【本編です。】
林の咲夢のパジャマ姿も……と言いかけ将が語気を強め、林が聞いたことがない将の声。
〈山神、お前、本当に咲夢ちゃん、一色になったんだな…。
お互い大人になったって訳か、噂ではサークルのマドンナ喰ったって聞いたが俺は嫌だった。
お前がそんなヤツではないのはウマが合った俺が知ってないわけがないって何の根拠もない自信があった。
お前も大学時代、付き合ってた彼女居たしな。
あいつ、今何してるんだ?…って俺と同じで知らんか。
すずにはアイツ(駅で会った)のことも話さなきゃだよな、誤解されたらたまらん。〉
【少し巻き戻し~、咲夢の部屋です。】
ベッドに横になりながら。
〈咲夢、恋バナの続きよ!〉
「と、言われましても咲夢は将さん……、今、気づきましたが異性に恋をしたの初めてです……。」
〈えっ?あっ、そうか!咲夢は幼稚舎から正心の寮に入寮していたものね。
私は実は……、お父様の後輩の息子さんだったわ。〉
「……将さんに知られたら驚かれるでしょうか?
明日、りんちゃんたちがお出掛けになったら話してみようと思います。
お父様の後輩の息子さんはお幾つくらいなんですか?」
〈山神さん、驚かないと思うわよ。
息子さんも建築士だったような?
興味ないから覚えてないわ…、ファ~っ…。
咲夢、おやすみなさい。〉
「えぇ、りんちゃん、おやすみなさい。(将さんも初恋ありますよね…、どんな方だったのでしょう……。)」
翌朝、時計を見ると午前5時半、鈴子も目を覚ましている。
〈咲夢、おはよう。〉
「りんちゃん、おはようございます。
着替えて顔洗にいきましょう。」
簡易のワンピースに着替えるふたり。
ただ鈴子のワンピースは咲夢の貸出で膝より大分上。
リビングを通りキッチンにいる将にふたりで「〈おはようございます。〉」
「朝ご飯ですよね、咲夢も手伝います。」
〈山神さん、私……作ってみたいです。〉
その後、出来上がったのは旅館の和食の様な朝ご飯。
アジの開き、だし巻き卵、副菜などなどとお味噌汁。
鈴子は林のために初めてだし巻き卵を作った。
【翌朝、茉生&奏楽編です。】
〈茉生ちゃん、おはよーーーー!〉
駅前でブンブンと手を大きく振る奏。
〈お前は馬鹿?大きな声を出すなと昨日言ったよな?〉
とデコピンをする茉生。
〈ごめん……、茉生ちゃんとデート出来ると思ったらテンション………!違う!咲夢ちゃんと付き合えると思うと血が騒ぐぜ!〉
〈ハァーー、まぁ、いいか。(コイツ、やっぱりカワイイな……。)
違っ!山神さんがいい!〉
〈茉生ちゃん?あれ?……あのアベック、咲夢ちゃんの友だちだよな?〉
〈ん?あー、鈴っちだ、うん、咲夢っちの友だちだよ。
どこに行くんだろう?〉
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