将さん、こんばんは。
少々、トラブルに巻き込まれてしまい(・・;
疲れてしまいました。
【本編です。】
「一途と言うことは決めたらその人だけと言うことですよね?
なら安心です、林さんはりんちゃんを愛している様ですから多分、咲夢の感じた紺碧の高い波のようなモノは林さんの荷物からかも知れませんね…。
林さん、昔の物…、学生時代の物をお遣いなのかもしれません、それは駅でお会いした女性からのプレゼントではないでしょうか。
お会いしたことでリンクしてしまって持ち物から感じてるのかも知れません。」
リビングで炭酸割りのジュースを飲みながら。
「林さん、モノ作りをしていると言うことはモノを大切にしますよね?
長期に渡ってお使いのモノってありますか?」
〈あー、あるね、誰からかプレゼントされた……、あっ!(これアイツから貰ったものだ……。)
万年筆なんだけどそろそろ買い替えようと思ってたところなんだよ。
そこですず、悪いんだけど合宿前、買い物付き合ってくれないか?
で、その後、山神達とボーリングでもしない?〉
〈はい!買い物デートですね、その後のプランも素敵です!
山神さん、咲夢、ボーリング一緒に行ってくれますか?〉
「咲夢は構いませんよ、ただ咲夢、ボーリングしたことありませんよ?」
〈山神、いいよな?膳は急げと言うし明日、ここからの帰りにどうだ?〉
ダブルデートの話をして盛り上がり咲夢と鈴子はお風呂へ。
「りんちゃん、ここの湯船、バブル機能が付いているんですよ。
ふたりで入って………。」
自分の言葉で赤面する咲夢とそれを突っ込む鈴子。
〈ふたりで入って…ってなぁに?ふふふっ、山神さんとふたりで入ってるんだ?〉
顔を両手で覆いコクコクと頷く。
「だ、誰にも言わないでくださいね?」
〈どうしようかな~、って言うわけないでしょ。
でも城井さんの耳にはそれとなく入れてもいいかもね。〉
「それだともし学園で話されてしまうと将さんにご迷惑になってしまうかもしれません。」
〈それもそうね、しかし城井さん、山神さんをどうやったら諦めてくれるかしら?〉
「それは咲夢にも判りません、お風呂に入りましょう。
髪の毛洗ってあげるわ。」
私室から持ってきた着替えを用意し着ているものを脱ぎ手提げに入れてから浴室へ。
ふたりで洗いっこをしてふたりで湯船へ入りまたガールズトークを始める。
〈咲夢は山神さんとどこまでの関係なの?〉
「ご想像にお任せします…、恥ずかしいじゃないですか……。」
〈キスはした?私はしたわ。〉コクコク。
〈お胸は触られた?私は手を取って胸に置いたわ。〉コクコク。
〈咲夢ったらさっきから頷くだけじゃないの?〉
「……あの、りんちゃん、咲夢……、将さんと一緒に眠ってます……。」
〈そうなのね……、羨ましいわ。〉
浴室の鏡カメラ、音声だけにしますか?
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