将さん、こんばんは。
デザートはいいとして人肌でなんですか?笑
【本編です。】
管理室のモニターを斉藤さんが確認していると店員が映っている。
〈ん?コンビニ店員か、確か名前は◯◯さんだったな……。
清掃会社の◯◯さんたちは今は……、エントランスを清掃中と。〉
店員が更衣室に戻った頃、斉藤さんが防犯カメラを遡りエレベーターに将と咲夢が乗り込む姿が映る。
〈まさかこの店員、山神夫妻を、否、奥様を尾けてきたのか?〉
管理室を出て清掃会社の◯◯に声を掛けると斉藤さんの思い過ごしではないのでは?との返答があった。
〈◯◯さん、ありがとうございます。
くれぐれも住人の方々の個人情報を誰にも教えないようにお願いしますよ。〉
〈はい、心得ておりますしそんな勿体ないことして馘首になりたくないですよ。〉
〈そうですよね、余所のマンションより管理しやすいですし給金もね…。〉
〈えぇ、清掃と言っても住人の方々も汚しませんしゴミ収集所も分別も丁寧ですから他のマンションに比べたら楽ですよ。
斉藤さんの仰る通りお給金もね。
コンビニも他より時給高いんじゃないんですか?〉
〈コンビニバイトをしたことがないのではっきりとは言えませんが駅前と変わらないくらいの時給と聞いていますよ。〉
〈なら条件最高じゃない!…住人の方の迷惑になる前に店長さんに一言苦言したほうがいいんじゃないかしら?〉
〈そうですね、何かあってからでは…、でもなにもない時点で言うのも……。〉
〈困ったものですね。〉
【汗、将さんも咲夢も出てきませんでしたね。笑】
【少し遡り。】
将が上手いことと漏らすのを聞き逃さず。
(どしたのでしょうか?)
小首を傾げ不思議そうに将を見上げると戻るのはもう少ししてからと言われてしまう。
「はい、よく解りませんが少し時間を……、ふたりだけの時間をプレゼントするんですね。」
悟ったようにニコニコと笑顔を見せる咲夢。
【リビング編です。】
林からキスをもらいニマニマしている鈴子。
〈正憲さん、嬉しいです、私もの凄くドキドキしてるんですよ。〉
林の右手を掴み手のひらを左胸へと誘う。
心臓の鼓動がドグッドグッと早い。
〈キスだけじゃないですからね?こうして触ったりするのも駄目ですよ?
私、リップ直してきますね。〉
インターホンの音で離れ林はティッシュで口を拭い、鈴子は咲夢の部屋に行きリップを直している。
「只今戻りました。」
少しした天敵?出しましたよ。笑
※元投稿はこちら >>