将さん、こんばんは。
ポチりましたか~、ブラック何とかに触発されてしまいました?笑
電気代…、怖いけど仕方ありませんね。
【本編です。】
「見られても恥ずかしくありません、将さんとこれだけ仲がいいと知ってもらうのにいいと思います。
父さまもママさまも帰国の際にこちらにお寄りになるでしょうから……。」
その時のことを思い浮かべ照れた笑みを見せる咲夢。
「では、将さんと林さんが片付けをしている間、咲夢が先に買い物に行きます。
暫くしてから何か理由をつけて将さんもいらして下さい。」
リビングで打ち合わせをしていると林と鈴子が中へ入ってくる。
〈……素敵ね、デジタルフォト。
あっ、箱根の……(露天のお風呂でふたりきりになった時、私、正憲さんに産まれたままの姿を見せたのよね……。
あれから電話もしてくれるし手は繋いでくれるけど…、キスもそれ以上もないのよね。
私、魅力ないのかしら?咲夢たちはキスも…、それ以上のことも……?)〉
写真を見ながら物思いにふけてしまう鈴子。
「あっ!将さん、サラミがありません。
将さん、お好きなのに…、咲夢、下のコンビニで買ってきます。
みなさん、待ってて下さい。」
スマホを持ちリビングを出ると鈴子も着いてくる。
〈咲夢、私も行くわよ。〉
「……いいえ、りんちゃんは待っていてください。」
〈えっ?〉
「合宿に行くと林さんとしばらく会えませんよ?
これはチャンスなんです、友だちの家、誰も見ていないんですよ?」
〈咲夢、貴女……。〉
「では、ご健闘を…、ふふふっ。」
カードキーを掴むとそのまま外に出てコンビニへ。
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