将さん、こんばんは。
やっと多分落ち着くはずです。(切なる希望!)
【本編です。】
リビングに将と咲夢が戻ると待ってましたとばかりに林がロシアンたこ焼きを作り始める。
〈正憲さん、やはりきれいに作りますね。〉
〈そうかな?んー、なんでも凝り性なんだよね。
料理だけはだからしないんだ、食材にも拘ってしまいそうで食費だけで物凄い金額になってしまうと思うんだよ。〉
〈って、正憲さん、甘いたこ焼きだけじゃないんですか?〉
〈甘いだかと思いきやってフェイントだよ。〉
「将さん、林さんとりんちゃん、楽しそうですね。
お気づきになりましたか?林さん、りんちゃんのこと“すず”って呼び始めてます。」
デジタルフォトに視線をやると写真が更新されている。
「将さん、写真入れ替えましたか?
大分、密着している写真が多くなってる気がします。
林さんに見られても大丈夫ですか?
……これを見て林さんが勇気を出してくれればと思います……。」
【鈴子の心理編です。笑】
〈(正憲さん、さっきからすず、すずって呼んでくれてる!
嬉しい…けど、私はいつまでも正憲さん呼びなのかな?
咲夢は山神さんのこと将さんって呼んでるけど……、たまに兄さまとも呼んでるよね。
私、正憲さんが思うような女性になれるのかな?
えっ?侮辱?私、ちっともそんな風に考えてないんだけど……。)〉
困惑しながら将が甘~い、甘~いたこ焼きを食べているのを見ていると
咲夢がすかさずお水を用意してるのを見て“阿吽の呼吸”と言うものかと少し落ち込む鈴子。
はい、コンビニへ買い物へ。笑
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