咲夢さん、こんばんは。
お帰りなさい、お疲れ様でした。
疲労がたまっているようであれば、腕枕で添い寝しますよ(#^^#)
(逆に疲れちゃう??)
本編です。
『車海老かぁ・・・いいですね。。』
女将が差し出した、有頭車海老を見て、
『今回はタコ代わりに使うから、有頭だと困っちゃうな・・・他の買い物済ませてからまた来ますんで、捌いといて貰えますか?』
女将にそう言うと、手を繋ぎながら魚屋を後にする二人。
遠ざかる二人の背中に、ねばつくような視線を送る魚屋の息子。
<あんた!〇〇も・・・いつまで咲夢ちゃんに見とれてるの!さっさと働きな。じゃないと晩ご飯抜きだからね。>
威勢のいい女将の声が追いかけてくる。
視線と女将の声を背中に感じながら、
『あの目は本気かも・・・何度も何度も、咲夢には俺がいるから脈は無いって言ってるのに、困ったもんだ(笑)。他に興味惹かれる娘(こ)が出てくれば、多少は変わると思うんだけど・・・』
笑いながら咲夢にそう言って、缶詰屋の扉に手を掛けようとしたとき、数軒先の店頭に綺麗な花籠が置いてある店に気が付く。
『見て、咲夢。開店みたいだよ何屋さんだろ?』
目を凝らすと、ベーカリーという文字が見える。
『パン屋さんみたいだね・・・サンドイッチも作ることだし、丁度いいから行ってみよう。』
手を繋いだまま店頭まで行ってみると、前面ガラス張りの店内には何人かの客の姿。
ガラス扉を開けると、ベル音に続いて
<いらっしゃいませ。>という店員の声。
少し間を置き、続いて
<あっ、咲夢っち。。山神さんもいるぅ。。>
<野乃崎さん、こんにちは。。>
と二人の女性の声。内一人の声には聞き覚えが・・・
マイマイ登場させちゃいました。(笑)
もう一人は、アルバイトの同僚ですかね。
魚屋の息子にマイマイ認識させて・・・
(先のことは何も考えてないですけど(*^_^*))
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