咲夢さん、こんばんは。
夜中に暑くて目が覚めることも減ってきました。
暑い暑いと言いながらも、季節は着実に進んでるんですよね。
今も猛威振るってますが、これからは台風シーズン。
対策しとかなければと思いながら、何もできてないんですよ・・・
本編です。
『誠実なのかなぁ(笑)理事会で言って来たら、俺に言って。。』
ビールを飲みながら、咲夢の話を聞いている将。
『月一で会ってるなら、多少は信頼関係築けてきてるのかな。咲夢はあったことあるの?りんちゃんの新しいパートナー。』
馬術には詳しくない将。
聞きなれない[せん馬]という言葉が咲夢の口から発せられると、
『せん馬って?』
そう独り言ち、スマホを手に取り[せん馬]と打ち込むと、瞬時に多数のサイトが表示される。
適当にそのうちの一つのサイトを開き、目を通していく。
『せん馬せん馬・・・去勢された牡馬の事を、せん馬って呼ぶんだね。。去勢すると、気性が落ち着いて、折り合いがつきやすくなるか・・・馬術だと気性が荒いと、うまくないんだ・・・』
続けて目を通していく将、今度は言葉に出さず、
『(取っちまうから、牡のホルモンは減って、相対的に牝のホルモンの比率が大きくなると。。体が柔軟になって、けがのリスクも減るねぇ。。)』
『(人間の都合で、子孫残せない体になっちまうわけだ・・・まあ、年がら年中欲情してるのは人間くらいか。。)』
さっき咲夢に言った”一緒に風呂入ろう”という言葉を思い出して、苦笑を浮かべる。
蕎麦を食べ終えた咲夢が、その将の顔を見て訝し気にしている。
胡麻化すように
『食べ終わった?じゃあ、片してお風呂行こう(笑)』
と言って、残っていたビールを飲み干す。
【橘家編】
大悟から渡された雑誌を、二人でのぞき込む鈴子と林。
そこには、目線を施しているとはいえ、濃厚なキスを交わす将と咲夢が。
<(あっ、これは・・・あの写真・・・)>
<(許せない!咲夢と山神さんは一般人よ!そのプライベートを・・・どうしてやろうかしらこの出版社。。って、それより学園にこの写真知れたら・・・咲夢大丈夫かな?)>
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