将さん、こんばんは。
雨はそんなに降りませんでした。
お昼はかなり暑かったですが今は涼しいです。
【本編です。】
「そうですね、林さんもご一緒でしたから……
林さん、誠実な方で助かりました、咲夢の方見ないように懸命でしたもの。
ただやはりお好きな人のことは気になるのでしょうね。
りんちゃんのことはチラッチラッと見てました。」
ふふふっと手を口にあて笑う。
「学園の理事会は大丈夫かと思います。ただ事情を聞かれるだけだと思います。
咲夢は将さんと婚約していますから何かありましたら将さんにお願いしますし頼りますから……、
問題はりんちゃんと林さんです。
ご両親に連絡が入るでしょうし関係性をりんちゃん本人から聞かれます。
場合によっては林さんにも連絡が入ると思います。」
この時、将と咲夢はキス写真が掲載された第二弾の雑誌が出ているとは思ってもいない。
「合宿は騎乗出来るか、相性がいいか確かめるための合宿ですし
新しいパートナーはヤマトさんの妹馬が出産したと聞いています。
話していませんでしたね、りんちゃん、新しいパートナーが産まれるとき立ち合っています。
月に一度、面会にも行ってます。
それから……せん馬の手術をした時は学園休んで泊まり込んでました。」
【橘家編です。】
<〇〇に電話しましたよ。
1時間ほどで届けてくださるそうです。
そうそう、あの週刊誌、また今日発売だったらしいのですが協会から連絡がきました。
林さんとりんの写真に咲夢ちゃんと婚約者さんの写真……。
咲夢ちゃんの写真、あれは抗議したほうがいいわね。
確か別館の離れ、他の人立入禁止なのよね?>
<はい、その様に聞いています。
崖があり開けてましたが出入り口のセキュリティは完璧でした。
崖と竹垣の切れ目から撮ったようです。
山神と咲夢ちゃんの写真とはどの様な写真だったんでしょうか?>
<これよ……。>
最初に大悟に渡し、大悟から林へ、林から鈴子へ。
【林家編です。真似っ子。笑】
林と同級生の〇〇が息を切らせ週刊誌を手に林家に入ってきた。
<おじさん、おばさん、正憲が写真に載ってた……っておじさんたちも知ってたか。
しかし正憲のヤツ遣りやがるなー、こんな美人で若くてしかも馬術界のホープだってさ。
正憲から連絡あった?俺のとこにはなかったよ。
水くさいよな、アイツ。>
<〇〇くん、心配してくれるのね、ありがとう。>
<そ、そんなんじゃねーし!
じゃ、俺帰るわ。>
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