将さん、こんばんは。
台風直撃じゃなかったですね。
直撃の所は大変でしょうが……。
【本編です。】
「あっ……、飾り切りは見たことありますが自分でしたことないんです……。
学園の調理実も食材は刻まれていました。
でも将さんとママさまに教えて頂いて少しは出来るようになったと思ってます。」
将に手伝ってもらいながら蒲鉾を切るとどんぶりに入れてトレイに乗せ将が運んでくれる。
「美味しそうに出来上がりましたね、頂きます。」
自然に将の隣に座りお蕎麦を啜り始める。
「美味しいです!
将さん、唐がらしも少し足したほうが美味しいかもしれません。
……(照れながら)はい、一緒にお風呂に入りたいです。
〇根では色々ありましたね。
まさかカメラの方に尾行されて隠し撮りされると思いませんでした。
週刊誌に載ってたしまったので学園の理事会の方に呼ばれてしまいますが……。
それでも美術館もプールも温泉も体験コーナーも楽しかったです。」
【橘家編です。】
<おまたせしました。>
ダイニングテーブルに鈴子がコンロと網を乗せると蘭子が鈴子が作った蒲鉾を持ってくる。
<揚げ蒲鉾は網の上で炙って食べてくださいね。>
薬味などを置いて大悟に出前の確認を取る。
<そうだな…、蘭子、〇〇の寿司懐石にしてくれないか?>
<はい、では1時間半ほどかかると思いますが……。
週刊誌の件もありますからね。>
<そうだな、林くん、その話もしながらゆっくり話そうじゃないか。>
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