【本編です。】
林と鈴子を見送ると将と手を繋ぎ歩き出す。
「……将さん、ターミナル駅でお会いした女性、林さんにとってあまり良くない人物のように感じました。
意識したわけではなかったのですが匂いとオーラが澱んでいました。」
そんな話をしているとマンションに到着し管理人の斎藤さんに会い将に続き。
「只今、戻りました。」と頭を下げ。
「〇根に行ってまして……、こちら皆さん(管理人さんたち)で召し上がってください。」
買ってきた麩焼き煎餅を渡すと。
「山神さん、奥さま、すみません、他の者たちとわけて頂きます。」
「!!(赤面)まだ管理人さん方々、咲夢のこと妻だと思ってらっしゃるんですね。
否定しなくていいのでしょうか?)」
将の顔を見ても気にしもしてない顔で斎藤と世間話を少しすると家へと戻る。
「ただいま、帰りました。
窓開けて空気の入れ替えしますね。
将さんはお仕事のお部屋と自分のお部屋をお願いします。」
ルームシューズを履きリビング、自室の窓を開けると洗面所へ行き、洗濯物をわけリビングへ。
「将さん、お疲れ様でした。
凄く楽しかったです。
でも……、お家が一番落ち着きますね。」
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