咲夢さん、こんばんは。
本当に、責任者出て来い!と言いたくなります(笑)
夏と言えば、花火に風鈴・流し素麺に海水浴それから・・・えーと( ´艸`)
本編です。
〇廣へ向かう国道の横断歩道を渡りながら、また考え込む様子の咲夢。
咲夢の手を引き、立ち止まる将。その咲夢の先を〇廣の駐車場に入ろうとする車が、プッと短くクラクションを鳴らして左折していく。
『どうしたの危ないよ、ぼーっとして・・・』
そのころには、林と鈴子は
<蒲鉾が蒸されてるところ見よう。(ましょう。)>
と小走りに走って、〇廣の建物内に入っていく。
『咲夢が考え込み始めたのは確か・・・〇〇食堂で何の仕事をしてるかって、話してる時ぐらいだっけ?まさか自分は何の役に立ってるのだろうかとか考えこんでる?難しいことは林とりんちゃんと分かれてから、マンションに帰ってから。(笑)』
『さあ、俺たちも見に行こう。。咲夢がつくったかまぼこ蒸されてるとこ。』
建物内に入り、先程三人が体験を行っていた部屋の前に行くと、ガラスの前に林と鈴子が立っている。
将と咲夢に気が付いた林が
<あの奥の大きい機械が、蒸し器だ。>
と小さい扉がたくさんついた機会を指さす林。
<あの扉のどれかに、私たちが作ったかまぼこが入ってるのよ、咲夢。>
『でも、疑問なんだけどさ。かまぼこってみんな似たような形してるじゃない。。これが自分が作ったのだってわかるの?』
<体験してないやつは、これだから困るよな・・・説明してやるからよく聞けよ(笑)>
『勿体ぶらずにさっさと言えよ。どうせ大したことじゃないんだろうから(笑)』
<まぁ、確かに大したことじゃないな。板にナンバーが降って会って、そのナンバーを見ればわかるって寸法だ。>
そういうと、引換券を見せてくれる林。そこにはナンバーが降られている。
『引換券のナンバーと板のナンバーが合致したのが、自分が作ったかまぼこってわけだ(笑)』
そんな話をしていると、かまぼこが蒸しあがったのか、係員が次々と小さい扉を開け、蒸しあがったかまぼこを水槽の水の中に入れていく。
途中目印が付いた扉から取り出されたかまぼこは、別の水槽の中に入れられていく。
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