こんにちは、咲夢さん。
冷房ガンガンに効かせた部屋なので大丈夫だと思いますが(何が大丈夫なんだか(笑))
大汗かきながらの〇〇もおつなものです。その後は汗を流すために一緒にシャワー(お風呂)もいかがでしょうか(*ノωノ)
本編です。
店員がサバ塩定食と穴子丼もテーブルに運んでくると
『おぉ、美味そう・・・盛りが凄いな・・・咲夢良ければ、穴子も食べてよ。』
そう言いながら、手を付けていない丼から、穴子のかば焼きを一つ皿に移して、咲夢の前に。
<すず、サバの塩焼きもおいしそうだよ。良ければ食べて。>
一部を取り分け、将と同じように皿にのせて、鈴子の前に差し出す林。
<そういえば、にいちゃんたちはどんな仕事してるんだ?>
と何気無い調子で漁師さん。
『俺はCMを作ってます。作ってると言っても、大枠を考えて、スポンサーの企業さんとかに、提案する仕事ですかね。』
<CMってえと、テレビとかの?>
『まぁそうですね・・・でも今はネットの方が多いかな。(笑)』
<俺は、住宅の設計を・・・>
<そうかぁ、やっぱり都会の人は俺らなんかと違うな。>
『<いよそんなことないですよ。額に汗して働いてる方が・・・>』
そんな話をしていると、一人の漁師が咲夢・鈴子・林を週刊誌で見たと言い出し、その週刊誌をテーブルの上に。
『(三人ってことは、駅の売店か?どんな記事載せてやがるんだあの野郎。)』
開いているページを覗き込むと、記事は見出しと写真、そして写真の説明文だけ。
鈴子と林の写真の説明には、【馬術界期待のホープ橘鈴子の恋人?】
鈴子と咲夢の写真には、【橘鈴子の友人もやはり美人だった。】
と。後は同じような写真が何枚か。
『(俺は、外(通路)で荷物番してたから、載ってないってわけか。それにしてもどうしてやろうか、あの野郎。。咲夢の写真公開していいのは俺だけなんだよ。)』
写真を見ていた林が
<おい山神、訴えるかこいつら。(パパラッチ・出版社等)>
『あぁちょっと後で話そうか。』
小声で
『良かったな、Webで交際宣言しといて。何のニュースバリューもありゃしない・・・でもそれとは別問題だからな。』
『冷めないうちに食っちまおうぜ。』
食事を食べ終えた四人。少し時間がたった後店を出ることに。
『ごちそうさまでした。凄くおいしかった。』
と言って、会計をすます将。店を出ていくときに
『〇田〇のお魚全部美味しかったです。こんなお魚食卓に運んでくれてありがとうございます。じゃあ、今日はお邪魔しました。』
そう言って引き戸を開けると背後から
<ありがとうございました。>
との、」店員の声に続いて
<咲夢ちゃん、鈴子ちゃん今日はありがとう、楽しかった。>
<咲夢ちゃん、鈴子ちゃんまたいつでも来てね、待ってるよ。にいちゃんたちも来ていいぞ。>
と、漁師さんたちの声が聞こえてくる。
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