将さん、こんばんは。
素肌に触れ合って…、ふたりでお布団に包まったらどうなるんだろう?(´∀`*)ウフフ
【本編です。】
笑いに包まれた店内。
漁師さんたちが次々に自分が釣った品々を教えてくれる。
「小父さま方、凄いですね。
咲夢、尊敬します。
いつも美味しいお魚をありがとうございます。」
スーパーに並んでる品も商店街のお魚屋さんに並ん品も漁師さんたちのお陰だと頭を下げる咲夢。
<いやいや、嬢ちゃんたち俺等だけじゃないんだ。>
<ヒクッ…、だよ。船……。>
<○さん、ワシが話してやるさ。
船を作る会社、備品とそれからエンジンが命だな。>
<〇〇のおやっさんが言う通りだ。
仕掛け、漁場、今時機械で出来るが故障した時はやはり経験によるな。>
<そうだな、天気予報などあてにならんな。
海と空と色、風の匂いと吹き方であっという間に変わるからな。>
<あんちゃんら一杯どうだ?
安物なんぞ飲めやしないか?
そっちの嬢ちゃん(咲夢)は単品で伊勢海老にしたらどうだ?
親父さん、髪の短い嬢ちゃんの飯を半分に……。>
<そんなケチなことはせんわ!
髪の短い嬢ちゃんと咲夢ちゃんは普通盛りの米でいいだろ。>
<ありがとうございます、私は鈴子と言います。
恥ずかしいんですが……、中盛りくらいでお願いしていいですか?>
<んじゃ、咲夢ちゃんが普通盛りで
鈴子ちゃんは中盛りだな、アラ汁と伊勢海老一品、あじ定食と
(将)あんちゃんは穴子だったな。
もうひとりのあんちゃんはどうするんだ?>
世話好きなのか咲夢と鈴子の美貌に圧倒されて舞い上がっているのか……。
<あんたらいつもより話してるな。笑>
と〇〇食堂の親父さん。
「申し訳ありません、沢山頂きたいのですが一般的な定食屋さんの一人前を食べられる
容量しか咲夢にはありません………。」
<そんな残念そうに言うもんじゃない。
残さず食べるのがいいんだ、残されると作った俺は悲しくなる。>
「お気遣いありがとうございます。」
<咲夢ちゃん、気遣いじゃないんだ。
俺は旨そうに食べてくれる人が好きなんだ。>
<おい、おい、親父。
いつもそんな丁寧な言葉遣いじゃねーだろ。>
と店内が笑いに包まれる。
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