将さん、おはようございます。
昨夜は早々に休んでしまい、お返事しなくてごめんなさい(´・ω・`)ショボーン
【本編です。】
確かに将の言う通りだ、あの某店長もそう。
ショッピングモールのフードコートでナンパをしてきた男性も……、だから将の言葉に頷く。
「将さんが仰ってました、話を聞かないことの大切さも…。
ただまだ馴れなくて話し掛けられるとつい止まってしまうんです。」
<咲夢は幼稚舎の時から正女だものね。>
<だからかな?すずと言葉遣いが違うのは。>
と軽口を叩く林に鈴子は<もう、正憲さん、ではすずも咲夢ちゃんと同じ様な言葉遣いにしましょうか?>
と鈴子も林に冗談返しをすると4人で笑い合う。
スイッチバックの駅に到着すると車内アナウンスが〇〇登山鉄道の歴史を解説してくれる。
「そんな歴史がある乗り物なのですね。」
乗務員が運転席と後部席の入れ替えのため駅を走り車内に乗り込むとスイッチバックで走り出す。
暫くすると<アナウンス内容が変わったわよ。
左手の窓を見てください。だって。>
<ちょうど目の前だな、ん?停まったぞ。>
「鉄橋の上ですね…。」
車内アナウンスが写真スポットだと話している。
チラホラ乗っている旅行客であろう人たちが写真を撮っているのを見ると
林が鈴子を中心にスマホカメラで撮影する。
<すず、咲夢ちゃんとツーショットね、思い出写真だ。
……仕方ないから山神と咲夢ちゃんのツーショットも撮ってやるよ。
(小声)すずと咲夢ちゃんの写真だけでいいんだかな。>
笑顔で写る鈴子のワンショット写真を数枚、鈴子と咲夢のツーショットを数枚、将と咲夢のツーショットを数枚撮る林。
「将さん、りんちゃんたちのツーショットも撮りましょうよ。」
<山神、撮ってくれるか?>
<正憲さん、早く座ってじゃないと電車動き出しちゃう。
山神さん、お願いします。>
将が数枚の林と鈴子のツーショットを撮影すると登山鉄道が動き出す。
「将さん、危ないですから早く座ってください。」
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