こんばんはです。
夜になっても気温が下がらない・・・(泣)
その喧嘩、仮に買えたとしても絶対に勝つことは、できませんね。。
自衛手段は、なるべく外には出ないで、エアコンを効かせた室内で静かにしてることしか無さそうです。
こんな炎天下、外の仕事の方や大雨の被災地の方には、ご苦労様です身体に気を付けてとしか。。
本編です。
自然を存分に活かしてはいるが、手入れが行き届いた小高い丘を登り下って来ると、これも綺麗な池が。
その畔には、一人の女性従業員が、鯉に餌を与えている。
『おはようございます、いい天気ですね。』
何気なく声をかけると、声に驚いたのかビクッとした従業員が、目を見開き気味に振り返り、
<あっ、お客様・・・おはようございます。これはとんだところを。後はお客様が餌をお与えください。>
と、鯉の餌が入った容器を、将に押し付け足早に去っていく。
『ちょ・・・ちょっと。。驚かせてしまったみたいでごめんなさい。』
餌の容器を持ちながら困ったように
『どうしようか、これ?』
と咲夢を振り返ると、なぜか脹れ顔の咲夢。
『どうしたの?そんな顔して。。ふくれっ面の咲夢も可愛いけど(笑)嬉しそうに見えたって・・・』
咲夢の頬を指先で軽く押しながら
『何回も言ってるでしょ。恋愛感情と興味があるってのは全く別物だって・・・尤も今回のは、興味もなかったけど(笑)』
『俺が女性と話したり、物渡されただけでヤキモチ焼いてたら、咲夢の身体いくつあっても、足らなくなっちゃうよ(笑)』
そう言いながら、
『せっかくだから、鯉にも朝飯あげてみようよ。』
そう咲夢に言うと、容器から餌を一つまみ池に投げ入れる。
と、錦鯉が我先にと餌を食べ始める。
『おぉ・・・凄いよ咲夢。。咲夢もあげてみなよ(笑)』
一時餌をあげていた二人だったが
『そろそろ、戻ろうか。』
と咲夢の手を取る。
【孫娘編 まねっこです(笑)】
将と咲夢の突然の出現に驚いて、逃げてしまった〇〇。
従業員休憩室に入ると、祖父の姿を見つける。
<おじい様、おはようございます。先程庭園の池の鯉に、餌をあげてたら、離れのお客様二名様をお見掛けいたしましたわ。>
<おはよう、〇〇。。そうかい、ありがとう。で、お客様に何か変わったところは?>
<いえ、何も。。お幸せそうでお似合いのお二人でした。>
【林・鈴子サイド編(笑)】
言葉少なに、手を固く繋ぎながら崖の先端まで来る二人。
<見て正憲さん、綺麗な景色・・・素敵。。>
<そ・・・そうだね、すず。。>
林は林で、昨夜寝ながら将と話していたことを、思い出していた。
<(山神の奴、全部咲夢ちゃんに話したって、それ知った上で、咲夢ちゃんは山神のこと・・・俺もすずに話した方がいいかな?でもただ単に俺が一方的に、引きずってただけだし・・・言うにしても、楽しい旅行中の今じゃないよな。)>
何事か考えこんでる林の様子に
<正憲さん、どうかしました?何か考え込んでるみたいですけど??>
<いや、何でもないよ。(女性ってやっぱり鋭いな。。話しといたほうが良さそうだけど、今じゃないよな・・・別の機会に。)そろそろ部屋に戻ろうか。。>
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