咲夢さん、こんにちは。
今日も暑いです。
冷たいものの撮りすぎは、体に負担ですからね・・・
本編です。
林とりんちゃんの会話を聞いていた将。歯や所の発した言葉に反応し、咲夢に小声で問いかける。
『咲夢、今林の奴、りんちゃんの事、すずって・・・』
咲夢に、どこか嬉しそうに小声で問いかける。
シッという感じで、笑みを浮かべながら、唇に人差し指を当てる咲夢。それを見ていた将にバーテンダーが
<山神様、野乃崎様の召し上がってる、カクテルの名前お調べくださいませ。>
と無理難題を振って来る。
『・・・モクテルの名前調べろって、モクテルって名前自体初めて聞いたってのに、無理なこと言うねぇバーテンダーさん(笑)』
咲夢の手にしているグラスを見て
『最初に咲夢が飲んでたプッシー・キャットてのとも、りんちゃんが飲んでたキュラソークーラーってのとも、色が違うからこの二つは無しだし、赤色のソーダのモクテルかぁ・・・なんだろう(笑)』
そう言いながら、咲夢の手元のグラスを写真にとり、
『こういう時頼るのはやっぱり、〇ー〇ル先生だよね。』
と笑いながら、画像検索にかけると、検索結果がスマホの画面に表示される。
『この中で一番似てるのは・・・サマー・ディライトってやつか。どう、バーテンダーさん合ってる?』
そんなことを話しながら、食事も楽しんでいると、誰かのスマホに着信が。。
<悪い悪い、僕だ。>
と言いながら、画面を見る林。
<夢見堂のオーナーか・・・悪い何度か着信入ってた相手なんだ。一回出るわ。>
と将達に言ってから、電話をつなぐ林。
<もしもし、古城オーナー?林だけど。。うんうん。えっ?夢見堂で俺の作品の個展?・・・それは嬉しいけど……もう一回作品貸してくれって?……今持ち主と一緒にいるから、聞いてみるから、ちょっと待ってて。。えっ、そっちも来客だからまたかけるって。悪いけどそうしてくれる?明日のお昼くらいにかけてくれる?うんうん、じゃあよろしく。。>
そう話し終えると電話を切り、
<山神、咲夢ちゃん、そしてすず。お願いがあるんだけど・・・>
と言って電話内容を話し出す。聞き終えた将は
『夢見堂とやらで、お前の個展やるから、もう一度フィギア貸せってか……まぁ、飾るだけなら前と一緒だし、俺はいいと思うけど、咲夢はどう??』
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