こんばんは、咲夢さん。
確かに電気代がどうの、省エネがどうの言ってられません。
本編です。
写真も一通り撮り終わり、全員でテーブルを囲む四人。
全員の前にそれぞれのに身物が置かれる。
『じゃあ、ちょっとしたアクシデントもあったけど、ダブルデート一日目も無事終了と。せっかくのホテルのご厚意ですので、ありがたく頂戴しながら、夜を楽しみましょう。堅苦しい挨拶はこれくらいで・・・乾杯。。』
将がグラスを掲げると、他の三人もそれぞれグラスを掲げ、乾杯の言葉と同時に、軽くグラスを合わせる。
カチッ・・・カチッ・・・とグラスの合わさる音が部屋に微かに響く。
ゴクッ・・・・ゴクッ・・・と一気にグラスの半分ほどを飲み干す将。
『くぅ~、美味い。。風呂上がりのビールは最高だな(笑)』
<先ずは、地元野菜の温野菜をお召し上がりください。>
そう言いながら、それぞれの前に皿を置くウェイター。
<ここから海鮮をお焼きしますが、お飲み物は先程窺った通り、冷酒でよろしいでしょうか?>
『はい私は、冷酒を下さい。。林はどうする?』
鈴子と親し気に話している林に声をかける。
<俺はもう一杯生ビール貰おうかな。。あっ、でも冷酒用のグラスもいただけますか。」>
<かしこまりました、只今ご用意いたします。>
ウェイターがそう言ったときに、窓の外が赤く光ったかと思うと、一拍遅れてドンドン・・・ドンドンとした音が聞こえる。
<そう言えば、本日から〇〇湖の花火大会でございますね。>
『花火・・・ここから見えるんですか?申し訳ありませんが、カーテンを開けて貰えますか。』
<かしこまりました。>
と、ウェイターがカーテンを開けた瞬間、大輪の花が夜空を彩る。
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