将さん、こんばんは。
夕方になり涼しくなってきましたが昼間は体に纏わりつくような暑さで気が滅入りました。
ところで竜巻大丈夫でしょうか?
【本編です。】
橘家の固定電話が鳴り取ると〇〇園ホテルの支配人からで、蘭子が要件を聞いた後、大悟に代わると。
<もしもし、突然申し訳ございません。私、〇根にある〇〇園ホテルの支配人をしている、〇〇というものですが
こちらの手違いでダブルブッキングをしてしまい
橘様のお嬢様はグループでのお泊りとのことで大変申し訳けありませんが客室の交代を願いたくお電話差し上げました。
変更後のお部屋ですが貴賓室で使われており屋内で和洋室に別れております。
如何でしょうか?>
支配人は一気に言い終わると橘大梧の返事を待っている。
<その貴賓室とやらはサイトが何かで閲覧出来るのですか?>
<はい、左様でございます。>
<しばらくお待ち下さい、蘭子
、〇〇園ホテルの別館、貴賓室をパソコンで出してくれ。
あと支配人にお聞きしたい、その別館は宿泊者以外も立ち入ることは出来るのですか?>
<別館は一般のお客様にもお入りいただく事は出来ません。
お食事処は本館になっております。>
<貴方、大悟さん、貴賓室の様子です。>
蘭子がノートパソコンを大悟に見せると。
<この内湯の露天風呂は目隠しあるのでしょうか?>
<障子で仕切られております。>
<心許ないが…、仕方あるまい、今から帰ってくる様、言っても酷だからね。>
<大変申し訳けありません、よろしくお願い致します。>
<済まないが部屋に入ったら娘に連絡する様、言ってもらえないでしょうか?>
<はい、承りました。>
その後、数度やり取りをして電話を切る支配人。
<山神さま、橘様のご家族から許可が出ました。
お部屋にご案内致します、こちらでございます。>
荷物と鍵を支配人が持つと先導し別館へと。
その頃、ホテルへ到着したパパラッチは入口で4人を目撃するが…。
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