将さん、こんばんは。
今日も蒸し蒸ししてましたね。
明日はどうなるんでしょう……。
【本編です。】
将に六感のことを伝えてもいいか?との問いに頷くと声のトーンを落として林に話していく。
<でもあれね、学園の外に出るとよくない人も居るものね。
如何に学園の人たちや協会の人たちに守られていたと判る出来事ね。>
「本当に……、噂話も耳に入ってたり悪意のある人が居たりと……。
両親や学園の先生たちが仰っていた意味がよく解りますね。」
そんな話をしていると先程の男児が両親を伴い近づいてくる。
<あの……、少しお時間よろしいでしょうか?>
「少しお待ち願えますか?将さん、先程の男の子が……。」
鈴子は林の少し後ろに咲夢は将の少し後ろに立つと父親が代表して謝罪をしてくる。
<家の坊主が申し訳ないことをしてしまい折角のご旅行にケチを付けてしまいました。>
父親と母親、男児が頭を下げる。
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