将さん、おはようございます。
昨日は蒸し蒸ししてましたが今日はまだ涼しいですよ。
【本編です。】
林と鈴子の声に照れながら荷物のある場所まで流されていくと上にあがろうと
プールの縁に手を置き、腕に力を入れ上がろうとしていると将がお尻に手を添えて手伝ってくれる。
若干、周りがザワついたのは気のせいか。
プールから上がると林と鈴子に。
「無視ではありませんが声が聞こえずすみません。」
咲夢は将との時間に夢中になりふたりの声が聞こえなかった。
サマーベッドに戻ると小学生らしき男の子が近づいてくると。
<ねぇねぇ、お姉ちゃん、お姉ちゃん。>
「どうかしましたか?」
<何かあったの?>
<僕ね、あそこに居るお兄さんから頼まれたんだけど…。>
鈴子が男の子の方に向こうとした時。
「りんちゃん、駄目です!」
<えっ?どうしたの?咲夢がそんなに大きな声出して。>
「移り香です、男の子から男性のよくない臭いがしてます。」
<山神、さっきも言ってたが咲夢ちゃんの言ってる臭いって何のことだ?>
<ねぇ、君(小学生)、あのお兄さんから何か頼まれたの?>
<うん、お姉ちゃんのどちらかの水着の肩の紐引っ張ったらお小遣いくれるって言われたんだ!>
男の子には全く悪気はなくお小遣いに釣られただけで……。
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