こんにちは、咲夢さん。
気分転換になってるのであればいいのですが、、くれぐれも無理だけはしないでくださいね^^
本編です。
お土産を見終え、美術館を出て駅に向かうが、駅に近づくにつれ、咲夢の顔が次第に険しくなってくる。
ついには裾を掴んで、将だけに聞こえるようにあの人まだいますと。。
『わかった、ありがとう。。心配しなくていいから。りんちゃんと林、交際宣言もしたっていうのに、暇なのか(笑)』
パパラッチの狙いが、鈴子から咲夢に代わっていることを知らない将は、咲夢のてをギュッと握りながら答える。
駅の手前にあるタクシー乗り場で
『林、りんちゃん。。いまちょっと地図見てたんだが、ここからタクシー乗っちまおうや。その方が早く着きそうだ。。』
そう言うと、客待ちしている一台のタクシーに手を挙げる。
『すいません、〇〇園ホテルまでいいですか?四人なんで、前に一人座らせて下さい。』
前のドアが開くと
『林とりんちゃんは密着したいだろうから後ろの席として、咲夢後ろの席で大丈夫?そんなにかからないとは思うんだけど。。』
四人を乗せると扉が閉まり、タクシーが走り出す。
窓の外を見ると、パパラッチが慌てて、タクシー乗り場に走るのが見える。
【パパラッチ編】
<あー、腹減ったぁ・・・朝から何も食ってねえもんな。。まだあいつら出てこないな。。こちとら張り込んでて腹減ってるんだぞ全くもう。。>
と身勝手な悪態をつきながら、ファストフード店に入るパパラッチ。
店から出てきたときには、最後に林がタクシーに乗り込むところだった。
<おいおい、タクシーだって・・・登山鉄道じゃないのかよ、全くもう。。>
慌ててタクシー乗り場に走るパパラッチだったが、そこには数組のタクシー待ち客が並んでいる。
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