咲夢さん、こんばんは。
今日は(も?)暑かったです。
週末にはまた台風が来る予想、早めにそれてくれないかな・・・
本編です。
咲夢からある考えを耳打ちされ、笑みを浮かべながら頷く。
咲夢だけに聞こえるように
『いいねそれ。』と言った後
『じゃあお二人さん、撮るよ。用意はいいね、じゃあ、キュー。。』
そう言うと、ビデオモードにしてあったスマホの、録画開始ボタンを押す将。
最初に鈴子が話し、続いて林、林が話し終わったところで、咲夢がもっと距離を詰めるように、画面には映らないところで囃し立てる。
その声に勇気を貰ったのか、林が赤くなりながらも、自分から距離を詰め、鈴子の手を握る。
真っ赤になった鈴子の、よろしくお願いしますの声で、二人そろって深々と頭を下げる鈴子と林。
窓の外では、その時を見計らったかのように、尚一層勢いよく、蒸気が吹きあがる。
録画を停止し、『はい、オーケー(笑)』と声をかける将。
『良かったよ二人とも。。初々しさが滲み出てて(笑)もっとも林には、初々しいなんて言葉これっぽっちもに合わないけど(笑)ねえ、良かったですよね、咲夢、事務局長。。』
そう言うと、映像を見たがっているであろう二人にスマホを渡し、撮った映像を再生する。
『これで大丈夫だったらりんちゃん、早速事務局にメールで送っちゃいなよ。早ければ早いほど良いでしょ(笑)』
映像を見ている二人をしり目に、隅に立っているイ事務局長に歩み寄る将。
『事務局長、今回は本当にありがとうございました。助かりました。』
<いえ、お安い御用です。当施設及び〇〇谷ひいては〇根全体のPRにもなりますし。できればでいいんですが、橘鈴子様と写真をお願いできれば。。>
『本人が大丈夫ならいいと思いますけど。。交際相手林って言うんですけど、こっちの方は、いりませんか(笑)この部屋で交際宣言の動画撮りました、とPRになると思いますよ。(笑)』
『まあ、どちらにせよ、本人がいいと言った時の話ですけど。』
動画を見終わり、咲夢を含めて何事か話している鈴子と林に
『お二人さん、どうだった?あと事務局長さんから写真をお願いされちゃったんだけど・・・』
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