将さん、おはようございます。
今日はのんびりで明日は午前中だけですね。
今週は金曜日は一日、土曜日は半日仕事なので少し手を抜こうと思ってます。笑
【本編です。】
鈴子の母、蘭子からツーショットの動画をと言われそれに習い、撮影をすると言う鈴子。
「ふふっ、カップルで離れてても面白いと思いますよ?
咲夢に考えがあります。」
将だけに伝えると笑いを抑え頷く将。
そして撮影が始まる。
<皆様、いつも応援ありがとうございます。
橘鈴子です、ご報告があります。
応援してくださる方々に不誠実なことをしたくなかったので
協会のSNSを通じて映像で私の口から発表をしたいと思いました。
馬術会のホープと言われ皆様に可愛がって頂いてますからもしかしたら叱咤される方もおいでかもしれません。
隣りに居る、男性、林正憲さんと大学生になってからお付き合いすることになりました。
私の親友の信頼する婚約者の友人です。>
<……フゥ~、は、……ウンッ!(咳払い)
初めまして皆様、こんにちは、私、林正憲と申します、年齢は35歳です。
鈴子さんよりかなり年上になりますが真剣交際をしております。
職業は建築士です、鈴子さんの馬術の妨げになるような仕事でもありませんし
鈴子さんが馬術に集中出来るようサポートしていく所存でございます。
これから鈴子さんの休息日にデートもするでしょう。
馬場にもお邪魔することと思います。
温かく見守って頂ければ幸いです。>
画面の外から。
「りんちゃん、林さん、照れていないでもう少し寄り添ってはいかがですか?」
<えっ!……でも……、正憲さん?>
<そうだね、ありがとう。>
林は鈴子の手を取り。
<こうして手を繋いでデートしている場面に出会しても驚かないで下さい。>
真っ赤になっている鈴子が。
<み、みなさま、これからも橘鈴子をよ、よろしくお願いします。>
撮影が終わると鈴子が咲夢に。
<ひどいわ、恥ずかしくなっちゃったじゃない。>
「咲夢の声で手を繋いだ方がお付き合いはじまったばかりだと思うのではないでしょうか?
正心女子学園の方々、理事長、学長、教師、父兄の方々、それに学園の生徒たちだって
閲覧した場合、昔から決まっていたのになんて話が出たら
りんちゃん、退学処分になってしまったら今までの努力が水の泡でしょ?」
<そうね、そうよね、そこまで考えてくれて咲夢、ありがとう。>
<咲夢ちゃん、ありがとう、山神、うまく撮れてるか?>
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