再びこんにちは^^
お疲れ様です、明日ゆっくりできるといいですね。
本編です。
『〇〇谷バックね、了解。。林も最初から顔出ししちゃえば、あの橘鈴子の相手は誰だ?的なマスコミからの追及は、なくて済むだろうけど。よくわからんなぁ・・・野次馬的興味は、直ぐに飽きるような気もする(笑)』
『さっき旅行ナウで、SNSに写真載せてるから、見る人が見れば相手は、林の方だってわかるだろうから、林の顔だけ隠して動画にする?』
『りんちゃんと林に任せるよ(笑)これからはどんなことでも二人で相談し合って、決めていかなきゃならないんだから、これはその予行練習と思って(笑)』
二人から少し離れた椅子に腰かけて
『咲夢もこっちに来て。二人にしてあげよう(笑)』
隣に座った咲夢に
『黒玉子何個か買っていって、サラダに載せようか。もちろんここで食べる分とは別に。。タイミングが合えばお義父さんと母さんにも食べさせたかったけど、一時帰国までには時間があるから無理だよね。』
目の前の警備員に怯むパパラッチ。
<い・・・いえ。な、何でもないです。(ここから先の行動も分かってることだし、少しくらい離れても・・・)し・・・失礼します。>
大事にならないうちに、警備員の横をすり抜け階下に降りるパパラッチ。
警備員がパパラッチの覗いていた部屋に目をやると、室内には5人の男女。
〇〇谷に向かった窓側に一組の男女。これは何事か真剣に話し合っている。
そこから離れたテーブルに設えられた椅子にはこれも一組の男女。こちらは時折笑いも浮かべ、楽し気に語り合っている。
そしてドアの傍に一人の男。これは、窓際の男女をまぶし気に見つめている。
警備員は、声を潜めドアの傍にいた男に声をかける。
<〇〇事務局長、今一人の男が室内を覗いておりまして、声をかけたところ離れていきましたが・・・>
その声は、将と咲夢の耳にも届く。
『あいつやっぱり覗いてたんだね。ご苦労なことで。。(笑)りんちゃんと林がどんな結論出すにせよ、これで邪魔されずに撮影できるってものだ(笑)』
そう、咲夢に話しかける。
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