咲夢さん、こんばんは。
雨が凄いっす・・・水害起こらなければいいんですが・・・
本編です。
列車の中でSNSを見ていると、乗換駅に到着する。
『さあ、行こうか。。』
咲夢の手を取り、列車を降りるが咲夢は、なぜか周りを見回している。咲夢だけに聞こえるくらいの声量で、
『どうしたの?またさっきの、匂い感じる?』
少し前を歩いていた、鈴子と林が立ち止まって振り返っている。
『とりあえず、歩こう。。』
片手で全員分の荷物を載せたカートを引き、もう片手を咲夢の腰に廻す。何とか歩き出した咲夢と、鈴子・林の許に着くと、
『ここからはバスのほうがいいのかな?バスなら目的地の目の前にバス停あるみたいだし・・・』
観光案内の紙を見ながら、誰にともなく話す。
『咲夢、バス大丈夫?乗り物酔いしない??』
<くそっ、橘鈴子と林ってやつ、絶対に付き合ってると思うんだけどな。。>
隠し撮りした鈴子と林のツーショットを見ながら、一人呟くパパラッチ。
<ここから先尾行できれば、もっといい写真撮れるかもしれないのに。編集長も分かってないよな。でも自ら写真をSNSに上げるなんて方法、橘鈴子が思いついたのか?>
入線してきた戻りの列車に乗り込むパパラッチ。
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