咲夢さん、こんばんは。
朝のうちは雨模様でしたが、段々晴れてきてちょっと蒸してます。
関東も一気に梅雨入りするかと思ったんですが、まだもうちょっと先かな。
本編です。
ビールを飲みながら、鯵の押し寿司をつまんでいると、咲夢が掌に文字を書いて伝えてくる。
『(良くない匂い??まさか、あの撮り鉄野郎??スマホなんかで撮ってるからおかしいとは思ったんだ。。)』
分かった心配しないでの意味を込め、咲夢の手を一度握り離すと、いきなり立ち上がり、
『たまには列車もいいけど、たまには立ち上がらないと腰痛いな。。』
と、わざと大きめの声を出し立ち上がると、斜め後ろのボックスで何がが動いたのを、目の端に捉える。
『(野郎、そこか・・・どうしてやるか、って言っても盗撮してる現場押さえないとだし・・・)』
<何だよ山神急に、吃驚したなぁもう。。ねっ、すずちゃん。>
<えっ、ええ。(咲夢の表情が急に暗くなったのと、何か関係が??)>
将は林を揶揄いながら、
『(そうか、、あっちが写真を武器に使うつもりなら、その武器無力化しちまえばいいんだ。。)咲夢、折角だから写真撮ろうよ写真。りんちゃんもいいよね。。』
スマホを取り出し、
『咲夢、鯵の押し寿司一個俺の口に運んでよ(笑)その瞬間写真に残そうよ。。』
『咲夢も撮りなよ。良かったらりんちゃんも撮って、馬術協会の関係でSNSとかやってるようだったら、【旅行ナウ】とかで、記念に上げちゃったら。俺たち気にしないし、林ももちろんいいよな。ねっ、咲夢。』
分かってくれという意味を込めて、咲夢にウィンクをする将。
将が急に立ち上がり吃驚して、身を引くパパラッチ。
<やべぇ、気付かれたか・・・なんなんだよ全くもう。。>
数分後、恐る恐る将たちのボックスを窺うパパラッチだったが、そこに目立った動きは無かった。
<電車内だと、チャンス無さそうだし、行き先はわK去ってるんだし、降りてから狙うとするか。。>
空腹を抑えて、目を瞑るパパラッチ。
SNSやってるというのは、突飛すぎますかね(笑)
パパラッチの落としどころが思いつかなかったんで、力技をやろうかと(笑)
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