咲夢さん、こんにちは。
雨が降ったり止んだり、じめじめとして・・・
やはり気持ちいい陽気の時は、少ないです(泣)
本編です。
飲まないのですかの咲夢の声に
『そうだ、ビール頼んだんだっけ。食べるのに夢中になっちゃって、忘れてた(笑)せっかくだから飲もうぜ、林。』
袋からビールを取り出し、一本を林に渡し、手元の一本のタブを開ける。
林は、鈴子の方を見て
<悪いねすずちゃん・・・一本だけ。。>
と言って、これもタブを開ける。
『乾杯(笑)』
<かんぱい。>
と言い合って、缶を合わせてから、口に運ぶ。半分ほど一気に飲み干した将。
『くぅ~、うまい。。やっぱ、昼間から飲むだけは、最高だな、こんなことができるのも、電車旅行の醍醐味(笑)』
柿の葉寿司を食べ終えた将は、鯵の押し寿司の包みを解き始める。
寿司をつまみ、ビールをちびちび飲みながら
『黒玉子に美術館、湯の花か・・・ケーブルカーとロープウェイか』
『じゃあ明日は一日観光に当てて、今日はプールで遊ぼうか?』
四人が座っているボックスの、斜め後ろまで移動してきたパパラッチ。
<(黒玉子に美術館に湯の花にプールだぁ・・・〇根満喫旅かよこいつら。こりゃあなんとしても、ツーショットゲットしないと、やってられん。)>
身勝手な嫉妬心から、燃えるパパラッチ。編集長に電話をする。
<送った写真どう?なかなか使えると思わない(笑)一行の行動先分かったから、こんどはもっと決定的な写真押さえるよ、期待してて。。謝礼も弾んでね(笑)>
四人が座っているボックスでは、咲夢の表情が曇り始める。
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