咲夢さん、こんばんは。
陽気は過ごしやすかったですね。。
またさっき地震が・・・今度は千葉県東方沖が震源みたいです。
凄い長く揺れてたなぁ(怖)
本編です。
特急発車駅へ向かう社内、将は林に耳打ちする。
『林認識してるか。。前の席の奴ら、りんちゃんと咲夢の事見てるぞ(笑)この分じゃ、この旅行中、ずっとこんな調子だと思う。りんちゃんと咲夢二人きりにはできないからな。』
<認識って何を??>
『お前本当に、ものつくり以外は疎いよな(笑)俺たちがいなければ、二人はすぐにでもナンパの嵐に合うだろうってことだよ。お前、そんなこと橘さんに知られたら、こっぴどく叱られるだろうな(笑)』
<橘先生に・・・だめだってそんな。。>
ぶるぶると頭を振る林。
『この年になってしかられるのやだろ(笑)だったらこの旅行の間中、りんちゃんと咲夢の傍には、俺か林どちらかが必ずついていること、いいな。。』
<わ…分かった。でも、風呂とか更衣室に付いていくわけには。>
『そりゃ当たり前だろうが(笑)女性専用スペースは別だよ。このごろはトランス何とかってのがいるらしい。本当に自分は女性と思ってるのか、ただそう言って、女の裸とか見たい変態野郎なのか知らんが、それは防ぎようがない。。』
『りんちゃんにも咲夢にも、極力一人にはなるなと、言っておくしかないかな。。』
<お前が橘先生の家で言ってたボディーガードって、そういう意味なのか。。>
『なんだ、分かってなかったのかよお前。暢気な奴だな(笑)』
そんな話をしていると、車内アナウンスが。それを聞いた後
『咲夢、りんちゃん、次降りるからね。』
特急発車駅に着き、構内を歩いて、駅弁を売っている少し大きめな売店の前に。
『咲夢、これで俺の分も買ってきてくれる?俺はここで荷物見てるから。』
そう言って、咲夢にお金を渡し、林からキャリーカートを奪い取り、肩にかけていた自分の荷物を一番上に置く。
『そうだ、折角だからビールもね。。林よろしくな。』
柱の陰から、スマホのレンズが狙っていることを四人は気が付いていない。
<あれって、橘鈴子だよな。。馬術界のホープに、タイプは違うが美人の友達と、同人数の男か。これは匂うな。タレコミあったときは確証が持てなかったんで掲載は見送ったけど……男のうちの一人はあの時の男と同一人物だし…これはモノホンかも。。>
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