将さん、こんばんは。
陽気は過ごしやすかったかな?
ん~、気温差がありすぎるとまだ体がなれてないから体力的にキツい感じですね。
災害が起きないように出来るなら毎日、神さまに祈るのになぁ……。
【本編です。】
林がキャリーカートの機能を話し出すと鈴子と咲夢は顔を見合わせてクスクスと笑う。
<ねっ、正憲さんの拘りいいでしょ?>
「そうね、林さんらしいと言うか……、拘りがあると言うことは色々調べるって事だからね。
林さん、ありがとうございます。
鞄よろしくお願いします。」
<咲夢、駅弁ですって!>
「ニュースなどで見たことがありますが実際には見たことも食べたこともないですから楽しみです。」
<私も楽しみ、早く行きましょ!>
ターミナル駅から特急の発車駅へと4人で向かう。
車内でチラッ、チラッと4人……。
鈴子と咲夢を見ている人が数人。
<タイプの違うふたりだけど美女だな。>
<あの4人の関係は?>
<一番背の低いコ、あの人(将)の腕に掴まってるな、恋人か?>
<だろ~、護るように支えてるじゃん。>
<ショートヘアのあの娘、スタイルいいし美人ね~。>
<そうか?俺は〇〇の方が好きだよ。>
そんな車内の会話を耳にしながらも4人で旅行先の観光スポットの話をしている。
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