将さん、こんにちは。
今日はつかれました……。
でも早めに帰ってこれてよかったです。
朝は涼しすぎてお昼からは汗ばむ容器でしたよ。
【本編です。】
二人が頭を下げていると鈴子も咲夢も頭を下げている。
「小父さま、小母さま、咲夢からもお願いします。
りんちゃんと旅行してみたいんです。」
<お父さま、お母さま、私からも……。>
その声が聞こえないかのように林の前に茶碗が置かれ、林が断りを入れてから
片手で茶碗を持ち、グイっと飲み干し蘭子の前に滑らす。
「(咲夢たちは学園で習いましたし
学園でもお茶会がありましたから日常でしたが
将さんと林さんには……。)」
<ふふふっ、お味はいかがだったかしら?>
<渋いです、ハハハッ、正直美味くありませんでした。>
<そうね、少し意地悪だったかしら、本来なら先にお茶菓子を食べてからお茶を頂くのよ。
……大悟さん、貴方?>
橘大悟が暫し大笑いをすると。
<……は、林くん、君は面白いな。
こう言った席では格好をつけるもんだが。
好感が持てる、悪い人物ではないと前回でも感じていたが、うん、交際も認めた事だし
旅行も認めよう、但し、部屋割りは勿論……。>
将さんは何と言うんでしょうね?
お任せしま~す。笑
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