本編です。
茶碗を目の前に置かれ、内心動揺する林。
<(まいったな……茶道なんて全くわからん。。)>
ちらりと鈴子の方を見るが、鈴子はまっすぐ前を見たまま。
<(基礎がないもの、付焼刃的に振舞っても、見苦しいだけだしな。。すずちゃん、これでご両親に呆れられちゃったらごめん。)>
<ありがとうございます。いただきます・・・でもその前に。私無粋者でして、茶道の作法というものが全く分かりません。作法に反するいただき方をするかと思いますが、なにとぞご容赦下さい。>
そう言って片手で茶碗を掴み、お茶を一気に飲み干すと林は、蘭子の前に器を滑らせ、
<ごちそうさまでした。>と一言。
短いですが、こんな感じかな(笑)
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