将さん、こんばんは。
地震やら雷やら……、気分が滅入ります。
雨の予報もなかったのに雨降ってるし寒いし……。
そして眠いです。
【本編です。】
花芯に触れる手に身を悶えさせ身体を捻ると、練習してくれるのは嬉しいけど……。との答えが返ってくる。
(練習用の何かを買う?よく解りませんが……。
体力的にも無理なのですね??)
沢山のクエッションマークを頭の中が支配するが。
「将さんがお疲れになってしまうならその様な物を買ったほうがいいのでしょうね。」
温まったし……との声に。
「先に上がってもらえますか?
お味噌汁と生姜焼きを焼いていてもらえたら
スキンケア出来ますからお願いします。」
先に上がってもらい髪の毛を乾かす前、スキンケアをするとドライヤーで濡髪を乾かす。
(将さん、咲夢の……、奥が熱くなっているの、気づいてましたよね……。)
ダイニングへ、移動すると将が用意してくれた食事がテーブルに並べられている。
「お待たせしました、お口に合うといいのですが。」
両手を会わせ頂きます。とすると将にビールを注ぐ。
「咲夢は……、やはりノンアルコールカクテルにしたいです。」
生姜焼きなどを肴にしながらふたり並び会話を楽しみながら食べていく。
「……将さん、中嶋さんともし偶然お会いしてお話しすることになったら
怯まないでアピールしてもいいでしょうか?
帰り際、会場の空気が変わって……、中嶋さんの匂いも変わったので……。」
【鈴子の心情。】
お父様ったら初顔合わせなのに正憲さんを脅すような真似をして……。
正憲さん、大丈夫かしら?
お父様の専門は公共施設など大きい会場などだけどそれでも正憲さんに影響あるのかしら?
正憲さんは住宅専門と言っていたし……。
業界のことは解らないから……、どうしよう。
正憲さん、生涯、私以外の人と色恋沙汰……、恋人を作らない?……結婚??
そこまで考えてくれてるの?
鈴子は林の横顔を見る。
嘘偽りない顔、表情をしている。
【橘家編です。】
鈴子の母、静子に大梧は〇〇鮨の出前を取るように言うと連絡をする静子。
<下華丘の橘でございます。
上鮨、四人前とおまかせ特上一人前お願いします。>
注文が終わると晩酌の準備をはじめる。
<りん、少し手伝って頂戴。>
<えっ、正憲さんが居るのに……。>
リビングに残される大梧と林。
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