将さん、こんにちは。
昨夜も寝落ちしてしまいました。汗
お言葉に甘えてゆるりとしてますが大丈夫ですか?
今日は昨日より少しだけ暖かいですよね?
本編です。
肌の温もりを感じながら眠りにつく。
翌朝、目が覚めると将が咲夢を抱きまくらにするかのようにしている。
将を起こさないように少しずつ動き体を離すとお布団を掛け直し着替えを持ち私室へ。
「お昼はあまり頂けないでしょうし朝は多めにしましょう。」
下着を身に着け部屋着になると洗濯物を持ち洗面所へ。
ランドリーバスケットにパジャマを入れ下着は隅の蓋付きのボックスへ。
髪を梳かし一つ結びに結くと口を濯ぎ、顔を洗い、スキンケアをしてからキッチンに行き、野菜室を覗く。
「将さん、野菜を食べてくださるから焼いて……。」
食べやすい大きさに切ったパプリカ、人参、アスパラをフライパンで炒め
ウインナーをボイルし、マスタードをお皿に盛り付け
食パンを2枚焼き焼き野菜を食パンに載せると斜めに半分にカットしウインナーの載ったお皿に並べる。
ヨーグルトに冷凍のベリー系のフルーツを入れ紅茶を用意しオムレツを作っていると将が起きてくる。
「今日は咲夢が先に起きれました。
昼食、あまり頂けないでしょうから多く作りました。
今朝はコーヒーではなく紅茶にしました、お砂糖ミルク要りますか?」
ダイニングテーブルにはそれぞれ並べてある。
「あと3分ほどで紅茶も仕上がります。
食べ終わってしばらくしたらママさまに教えて頂いたヘアサロンに予約をしておいてたので行こうと思います。
それでですね……。(紅茶をカップに注ぎながら)ヘアサロン代、将さんに甘えようと思います。
……家族なんですものね、父さまの代わりではありませんが甘えられなかった分
将さんに思いっきり甘えようと思います、構いませんよね?」
将を見つめる。
「あっ、冷めてしまいますね、朝ごはん一緒に頂きましょ?」
いつもは向かい合わせて座っていたが椅子の位置が変わっていた。
隣り合わせ…、だって近くに居たいから……。
【林&りんちゃん、デート朝編です。】
コンコンとドアがノックされる。
いつもなら返事があるのにない。
苦笑しながらドアを開けるとりんは眠ったまま。
<やっぱり眠れなかったのね。
ふふっ、着替えも全部用意してあるわ。
りん、りんちゃん、起きなさい。>
何度が起こすと寝ぼけた顔で伸びをして飛び起きるりんちゃん。
<えっ?えっ?もしかして時間過ぎちゃった?
夕べ、眠れなくて…、遅刻?どうしよう!>
<約束の時間までまだまだありますよ。
メイクするんでしょ?手伝ってあげるから朝ご飯食べてからね?>
<お父さまは……、もうお出かけになってませんよね?>
<りんとご飯を食べてから出勤するそうよ。
別に悪いことするわけでもないのだから堂々としてなさい。
私はお父さまに言うつもりありませんよ。
だってあの人、絶対邪魔するもの。りんが折角恋をしてるのに…ねっ?>
<こ、こ、恋!!>
<ふふっ、違うの?>
<ち、ち、違わないけど……。>
家族で食事後、父が出勤すると着替えを済ますと手伝ってもらいメイクをし終える。
<今、出ればターミナル駅に待ち合わせ時間、間に合うわよ。
靴はそうね、白いスニーカーにしなさい。>
<えっ?だって…デート……だし大人の人だし……。>
<途中で歩けなくなるよりいいわよ。
それに林さんは見た目で判断する人なの?>
<違うわよ!正憲さんは見た目で判断する様な人ではないわよ。>
<はい、じゃあ、気をつけていってらっしゃいな。>
※元投稿はこちら >>