咲夢さん、こんばんは。
【林編】
将のスマホへコールする林。
相手はなかなか出る気配がない。
<なんだよあいつ。。置いて出かけちまったか……>
<せっかく頼ってやろうと思ったのに。。>
林が諦めようと画面に手を伸ばした時…
本編です。
鏡に写る、光っている咲夢の局部を見ながら、
『いっぱい濡れてるね、咲夢。見られて気持ちよくなってるの?見られるの好きなの??』
『今指で開いてるところ、どうしてほしいか言ってごらん(笑)』
その間も、テーブルの上のスマホは着信を知らせ続ける。
『全く誰だよ、しつこいな。』
咲夢の胸に当てていた片手を外し、テーブルの上のスマホを手にする。
『はい、山神です……』
鏡には、自分の局部に手を伸ばす咲夢の姿。
<おっ、いたいた。俺だ俺。。林。>
『わかってるよ、何だよ。』
<悪い悪い、取り込み中だったか。。ちょっと緊急で聞きたいことあってさ。。>
咲夢に小声で、林からと話すと、残念そうに膝の上から離れようとする咲夢だったが、将はそれを許さず、背後から抱き寄せる。
『聞きたいこと??りんちゃんのことか?お前デートするんだろ?』
少し言葉に詰まる林、漸く
<なんでそれを……そうか咲夢ちゃんから、聞いたのか。。すずちゃんも咲夢ちゃんに何事か、相談したってわけだ(笑)>
『まあな。で聞きたいことって?』
<いや、服装とかどんなとこに連れて行けばいいとか……>
将が胸から手を離すと、素早く膝の上から下りる咲夢。
『服装は……そんな気張る必要はないと思う、ちゃんと選択して綺麗にしてる服であれば、何でもいいんじゃないか?どんなとこって言われてもわからんけど、最初のデートから、フィギアショップとかは連れて行かない方がいいと思う。』
『咲夢、隣にいるから、りんちゃんの好きなものとかは、咲夢から聞けよ。今代わる。。』
そう言って、スマホを咲夢に渡しながら
『林がりんちゃんのことで、聞きたいことあるんだって』
と耳元で囁く。
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