咲夢さん、こんばんは。
今日は暖かでした。漸く本格的に暖房から解放されるかな。
今日くらいの陽気なら、まだ通用するだろうと、勝手な判断で^^
温め合いましょ。(笑)
本編です。
『サファリパークね、分かった。今度行こう。』
そう言いながらノートPCの電源を入れる。咲夢が浴室に向かう。
テーブルに並んでいるつまみを見て
(きゅうりの和えものか。。こんなのまで作ってくれたんだ・・・)
缶ビールのタブを開けコップ注ぎ、用意してくれていた箸で、きゅうりの和え物を口に運び、続いてコップのビールを半分くらい一気に喉に流し込む。
『うん、美味しい。。』
そうしているうちに、PCは起動しており、脱衣所の鏡カメラにアクセスすると、不思議そうな顔で、自分の体を見まわしている咲夢の姿が。
マイクをオンにすると、あれっ、太ったと思いましたが体重は変わってません・・・との言葉が流れてくる。
『以前は硬い青い果実だったものが、だんだんと熟れてきてるよなとは、思ってたんだけど、気のせいじゃなかったんだ。。』
そんなことを思っているといつの間にか、脱衣所から咲夢の姿が消えていて、慌てて浴室の鏡カメラにアクセスする将。
画面には、洗面器の中で下着を洗っている咲夢の姿。(今日はどんなのだったのかな?)
もしかして、みやびさんが依然おっしゃってた、女性らしい身体つきというものが、これでしょうか。と水音に交じって、咲夢のつぶやき。
『女性らしいふくよかな身体つきになってきたから、尚更目を引くようになってきたのかな??』
今日の父親や、カップルの顔を思い浮かべる。
画面の中で、手に取った泡を身体に塗って洗っていく咲夢。
手が動くたびに、艶めかしく動く肌。これは最初のころの咲夢にはなかったことだなと、思う将。
その後咲夢は、シャワーで泡を洗い流して、湯船に浸かり始める。
特段これといった動きがなくなった鏡カメラへの、アクセスを切る将。
代わりにブラウザを立ち上げ、【護身用防犯グッズ】などで、検索を始める。
脱衣所から出てきた咲夢は、ヘアクリームを忘れてしまいましたと、笑いながら自室に戻り、再度脱衣所へ入っていく。
脱衣所から、ドライヤーの音が響いてくる。
『催涙スプレーに、フラッシュライト、警棒か……咲夢には警棒は扱えないだろうし、購入するとしたら催涙スプレーかフラッシュライトだよな。』
所品紹介ページを表示させたまま、コップのビールを飲み欲し、二本目のタブに手をかけたところで、コップを片手にリビングに戻って来る咲夢。
咲夢はオレンジジュースをいただきますといって、向かいのソファに腰を下ろす。
ビールをコップに注ぎながら
『咲夢、護身用防犯グッズ調べてみたから、隣に来て一緒に見て。』
『扱えそうなものがあれば、買ってみようよ。。』
そう言って、隣の席を指し示す。
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