「…っ、夏芽…の、いやらしい身体…、今日も調教…してください…。」
(こんなの言わせて何が楽しいの…?毎回カメラに向かって言わせるし…)
録画中の赤いランプが灯るカメラに向かって始まりの挨拶をつげ、ブラウスのボタンに手をかける。
いつまで経っても恥ずかしさは無くならないが、さっさとしないと嫌な時間が長くなるだけであることを学んでいるため、悔しそうに睨みつけながらも、ほとんど躊躇うことなく、ブラジャーや紺ソックスまでその場で脱ぎ捨ててしまう。
「…ん、後ろ向くの…?……っ、なっ、縛るなんて聞いてないっ!離して…っ!」
背中を向けるように言われ、困惑しながらその通りにすると、腕を掴まれ、縄で拘束され…。
「どんな気持ち…って、不快に決まってるでしょ…っ」
(胸、搾られてるみたいで苦しい…、後ろ手だし、何も隠せない…)
今までは本当にいざとなれば逃げ出したり抵抗できたりもあるが、腕を拘束されて抵抗できないし、ショーツ一枚では外に逃げ出すことも難しい。
何も抵抗できず、全ては男の手のひらの上…という状況に少し頬が上気していることに自分では気づいていない。
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