コツコツコツと小走りで駆け寄って来る足音…夏芽だ。
振り返えろうとしたとき、いきなり腕に抱きつかれた。拓海が口を開く前に何度も昨日のことを謝り目には涙をいっぱいためていた。
「な…夏…」
夏芽が悪いわけではない…好きで義理の父親とあんなことをしているわけでないとわかっていながらイラつき怒鳴ってしまった…拓海の胸に何かが刺さる。
「き、嫌いになるわけ…ないよ…昨日は、オレのほうがどうかしてて…ホントごめんな…」
拓海の言葉を聞くと夏芽の顔が満面の笑みにかわる…目からは溜まった涙がポロポロとこぼれた。
(あっ…あのときと同じだ…)
夏芽の顔を見て、拓海は夏芽の父親が亡くなった日のことを思い出した。
父親を亡くして泣きじゃくる幼い夏芽…目からポロポロと涙をこぼす夏芽にかけた言葉を…
『なっちゃん…もう泣かないで…ボクがなっちゃんのお父さんの代わりに守るから…なっちゃんがいつも笑っていられるようにするから…』
拓海は、グッと拳を握りしめた。今は夏芽を助ける力はない…でもせめて自分といる時だけでも…そんな気持ちの握り拳だった。
「ほら…学校…行くぞ…」
拓海は夏芽の手を握ると歩きはじめた。
ちょっと今日は、エロイメとかけ離れてしまいました(笑)
次からまたエロモードに戻ります。
処女でお尻でイけたりしたら面白いですね!
頑張ってみます。
あっ、公園で考えごと…と前回書きましたが、学校帰りに拓海の家に来て、その帰り道ってことにしましょう。
叔父の徹は、夏芽の父親が亡くなって何かと夏芽親子を気にかけてくれていたが、仕事で海外へ行くことになり、夏芽とあうのも数年ぶりってことで…
※元投稿はこちら >>