(少しは思い知るがいい…自分がただの売春婦と同じだと言うことを…)
ペニスを突き入れた会員は夏芽が気をやったにも関わらず激しく腰を打ちつけ続ける…もう何度か射精しているだけに激しいピストンを繰り返しても会員にはまだまだ余裕があった。
外見の可愛らしさと現役女子高生という肩書に会員からチヤホヤされてきた夏芽だが、会員たちにすれば都合のいいだけの話…金は払っているという言い分もあり、仕返しの意味も含め、会員の行為は乱暴そのもので何の配慮もない…
次から次から襲う絶頂の波に演技どころでなくなった夏芽からは狂ったような喘ぎ声しか上がらなかった。
残ったプレイ時間ギリギリまで体位を変え犯され続け、最後の射精を奥に注ぎ込まれた。
会員は夏芽に対して何も言わずプレイルームを後にし、夏芽は息も絶え絶えに暫く放心状態…
「夏芽ちゃん…お疲れ様…ちょっと話かあるんだけど…」
放心状態だった夏芽が重い身体を起こし部屋の片付けを終え控え室に戻ったところへ美紀が顔を出した。
「今の会員さんからちょっと苦情があって…実はね…お金のことなの…私がパッパをかけたのもあるけど…少しはその場の空気を読んでくれなきゃ困るのよ…」
美紀の言い分はこうだ…会員はすでに高い金額で競り落としている…会員によってはそれ以上の金を出すこともあれば渋る会員もいる…プロでえる以上、そういった会員の心情を読み取れと…
美紀に「すいません…」と頭を下げ帰宅する夏芽の足取りは重かった。
「おかえり~今日はちょっと遅かったね…」
なつを出迎えた拓海はすぐに夏芽の沈んだ様子に気づいた。
「どうしたの?疲れた?それとも…ジムで何かあった?」
夏芽の肩を抱くように部屋へと上げる拓海…堪えていたものが一気に吹き出したように夏芽の目から大粒の涙がポロポロと溢れ落ちた。
「えっ…あっ…な、夏芽…?」
嬉しい時にはすぐに涙を見せる夏芽…逆に辛い時や悲しい時には無理をし我慢すると分かっているだけに夏芽が大粒の涙を溢し驚いたのは拓海だった。
慌ててハンカチを渡しソファに座らせ落ち着かせようとする。
「ジムで何かあったの?話くらいしか聞いてあげられないかもしれないけど…」
拓海に全てを話すこたはできない夏芽だったが、言葉を選びながら美紀に叱られたことを告げた。
「そっか…美紀さんから…あのヒトも怒ったりするんだな…でもある程度は仕方ないよ…俺なんてできないことばかりだから毎日叱られてるよ…流石に落ち込むこともあるけど…頑張らないとって…とりあえずお腹空いてるだろう…ご飯食べよう…」
拓海の優しさに少し元気を取り戻した夏芽…その夜は拓海に抱かれた。
それはいつものように夏芽を労るような…大事なものを扱うような優しいセックスだったが、この時ばかりは心を満たしてくれるものだった。
「まだ元気ないみたいだね…美紀さんには俺から連絡しておくから2~3日休みをとったほうがいいよ…」
半ば強引な感じで休みを取らされた夏芽…拓海を仕事に送り出したあと、洗濯をし掃除をし、晩御飯は何にしようと考え…
母の再婚から次郎の調教…三宅に脅され、拓海と共に逃走…こんな平凡で落ち着いた日は久しぶりだった…
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義父の奴隷になった幼馴染