プレイルームに入ってきた男は、無言のまま夏芽の背後に立った。
挨拶をするべきかと迷っていた夏芽が、振り返ると男は首を横に振った。
あくまで電車の中…見知らぬ男…そういう設定なのだと何となく理解した夏芽は再びスマホに目を落とした。
室内に車内アナウンスが流れ電車の走る音がしても部屋自体が揺れるわけでもない…へんな違和感を感じドキドキしていた夏芽だったが、尻に何かが当たりピクッと反応した。
痴漢プレイがはじまったのだ…男は手の甲をそっと尻に押しつけだしてのだ。
その手は暫くすると裏返り制服のスカートの上から手のひらで尻の感触を楽しみだす。
その感触にゾッとする夏芽…プレイとわかっていなければ大きな声を上げていたかもしれない…
男の手の動きを我慢するかのような反応は、男を喜ばせた。
金をもらってあるから好きにどうぞ…そんな反応を男は求めていなかった。
男は、指先で徐々にスカートをたくし上げると直にパンティに触れながら中指を股間に伸ばした。
拓海とのセックスで悶々としたままの夏芽の身体は、その男の指に反応をみせてしまう…身体の奥からジュワっと熱いものがこみ上げる。
ピコン♪
拓海からLINEの返信の音にビクリとする…
『そうなんだ~さすが夏芽ちゃん!俺のひうは相変わらず…(泣)今の最初のとこで断られた…頑張って次、当たるからね…』
相変わらず拓海のほうは芳しくはないよう…だがそれが(私が頑張らなきゃ)と夏芽に思わせ、プレイに専念?のめり込む?口実となってしまう…
その時夏芽の耳元で男が小さな声で囁いた。
「お嬢ちゃん…痴漢されて感じてるの?お股…濡れてきたよね…スケベな子だ…おっと…大きな声は出さないほうがいいよ…痴漢されて感じてるなんて他の乗客に知られちゃうからね…」
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