夏芽にプール教室を預けて事務室二戻った美紀は、事務の傍ら施設内の様子をモニターで確認していた。
現在、教室として行われているのは、夏芽が担当するプール教室のみ…美紀の視線の多くはプール教室の映像に向けられていた。
前のジムでの経験もあって夏芽の指導に何の問題もない…もっとも指導というのは名目だけなのは、夏芽にも分かっているようで、体操で自然な形で脚を広げたり、プールサイドから声をかけながらスカートの中を覗かせたり…露出を楽しんでいた夏芽から仕事の相談があった時、即座に採用を佐竹に進言したのも、これを期待していたからだった。
(夏芽ちゃんって…ホントに見られルノ好きよね…あんなに顔を上気させて…)
………
「えっ?ま、まじ?い、今…休憩したい人はって言ったよな…」
会員のほとんどが休憩室を利用できることを期待はしていたが、現役の女子高生である夏芽が休憩室の利用を承諾はしないだろうと半ば諦めていた。
そんな時に夏芽からの休憩室利用の言葉…会員たちは色めき立った。
「夏芽ちゃん…ワシ…ちょっと休みたい!」
真っ先に手を上げたのは、前のジムから移ってきた男…吉岡だった。
前のジムで夏芽を伴い休憩室を利用することはなかったが、かなりの際どい…時にはほとんど裸のような水着で祐子の補佐を務めていた夏芽と何度休憩室を利用したいと思ったことか…今、それが叶うのだ。
(あらぁ…さっき私には恋人がいますからってキッパリ断ったのに…見られて我慢できなくなったのね…うふふっ…)
いずれは…と思っていた美紀だが、まさか初日から休憩室を利用することになるとは正直なところ期待はしていなかった。
(これならプレイルームのほうも意外と早く…)
モニターには、吉岡を伴い休憩室へと向かう夏芽が映っていた…
それ、いいですね!館内散歩!ぜひやりましょう。
最終章とか言っておきながら、まだまだ続きそうですね。
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