「はあ…、ちょっと寝不足だなあ…」
拓海と繋がった結果、肩透かしを喰らったような不満足な結果になってしまった。
満足していない身体は妙に昂り、悶々としてなかなか眠られなかった。
欠伸をしながらジムで美紀を待っていた。
「おはようございます、美紀さん。こちらこそよろしくお願いします!」
ジムに現れた美紀に深々と頭を下げてハキハキと挨拶する。
親しき仲とはいえ、今日からお手伝いではなく、きちんとした職員として働くことになるため、気合が入っていた。
拓海との生活を続けるには大前提としてここの職員である必要がある。
仕事も住処も社長に与えられたものであり、自分たちの力では生きていけないことは駆け落ちから数日で学んだことだった。
「はあ…、現役といえるかどうかという感じですけど…。それに、JK…ブランド…?」
学校は退学になったのかどうかも良くわかっていないが、そういう問題ではない。
美紀の説明があっても高校生の制服が用意されている意味はわからなかった。
「そ、そうなんですね。あの、聞いてなかったんですけど…。」
特別コース、その言葉を聞いて少し俯いた。
もしかしたら契約書に書いていたかもしれないが、変なことは書いていないだろう、と美紀が見ている手前ほとんど読まずに判をおしていた。
(特別コース…、またいっぱい身体見られるのかな…。)
俯いていた夏芽だが、表情は少し緩んでいた。
筋や乳輪を晒す感覚を思い出して、ショーツが濡れていくのが自分でもわかる。
昨夜不満足な結果に終わった分、発情スイッチが浅くなっていた。
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