「うん…っ、ずっとずっと一緒にいようね…」
優しい快楽に包まれ、胸が暖かくなるような感覚で拓海のペニスを受け入れる。
今までは下半身がぎゅぅぅっと熱くなる感覚だったが、それとは真逆。
乱れるような激しい気持ちよさではないが、愛を感じるには十分だった。
(物足りない…、首とか締めてもらおうかな…。でも、たった一回のSEXですら何回失敗した…?拓海は普通の女の子が好きなんだ。もう失敗できない…、拓海に失望されたら私生きていけない…。)
SEXの最中に冷静なのは初めてで、そのせいで色々考えてしまう。
愛し合う行為としては十分だけど、やはり物足りない。
首を絞められたり、髪を掴まれたり、バックで獣のように犯されたり…、そんなことを妄想したが、拓海の優しく気遣う誠実さを目の当たりにしたら口が裂けても言えなかった。
「拓海、優しいんだね…。うん、痛くないよ、大丈夫。イきそうになったらいつでも言ってね。」
拓海のモノが次郎のものより小さいとか、テクニックが稚拙だとか、そういうことで快感が足りないわけではない。
きっと一生こういう性生活なのかもしれない、けれど、拓海から離れる理由にはならない。
(今は物足りなく感じるけど、いつかきっと慣れる日が来る…。優しい拓海が悪いんじゃないんだもの。普通じゃない私が悪いんだ…)
拓海がゴムの中で射精し、SEXが終わった。
もっと快楽を欲しがる子宮を疼かせながら、ゴムを外してペニスの口で掃除しながら考え事をしていた…
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